現代アートの視点を加えた3Dプリント構造の"CLIMACOOL 4D"!
2002年、シューズ内部の熱や湿気を逃がす360度のベンチレーションを掲げて登場した"ADIDAS(アディダス)"の"CLIMACOOL(クライマクール)"。その通気性を追求する考え方は、2024年に発表された完全3Dプリント製シューズへ受け継がれた。液状樹脂を光で硬化させながら積層するデジタル製造によって、アッパーからソールまでを継ぎ目のない格子構造で成型。細かな開口部から空気を通すだけでなく、格子の密度を部位ごとに調整することで、柔軟性や足当たりにも変化を持たせている。2025年にはシューレースを備えた"CLIMACOOL 4D LACED(クライマクール 4D レースド)"も登場し、未来的な製法を日常で履けるデザインへ発展させてきた。
今回タッグを組んだ"TYRRELL WINSTON(タイレル・ウィンストン)"は、廃棄されたバスケットボールやネット、たばこの吸い殻など、街で役目を終えた物を集め、配置し直す作品で知られる現代アーティスト。スポーツ用品に刻まれた傷や摩耗も作品の一部として扱い、物が使われてきた時間を新たな表現へ変えている。スニーカー分野では"REEBOK(リーボック)"とのコラボを経て、2026年3月にアディダスとの複数シーズンにわたるパートナーシップを発表。第一弾の"LIGHTBLAZE POD(ライトブレイズ ポッド)"に続き、アートとスポーツウェアを結ぶ新作として"CLIMACOOL 4D"を選んだ。
アッパーからソールまで連続する格子構造はオフホワイトで統一し、サイドにはカレッジエイトレッドのスリーストライプスを配置。シューレースも同色で揃え、その上には折り返し式の大きなシュータンを重ねた。シュータンには本人のサインを型押しし、クラシックな競技用シューズを思わせるディテールを未来的なフォルムへ組み込んでいる。マットゴールドのアクセントや、両者のロゴとサインをプリントした専用バッグも付属。テクノロジーを前面に出したモデルでありながら、タイレルの作家性が細部から伝わる仕上がりとなっている。
日本国内では2026年9月3日よりBEAMSにて発売開始。価格は27,500円(税込)。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












