モノトーンで綺麗にまとめたローカット仕様!
いまやスニーカーカルチャーの頂点となった"AIR JORDAN 1(エアジョーダン 1)"。1984年、まだNBAで1試合もプレーしていなかった"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"を巡り、"NIKE(ナイキ)"はブランドの未来を懸けるような賭けに出た。当時のバスケットボールシューズ市場では"CONVERSE(コンバース)"や"ADIDAS(アディダス)"の存在感が強く、ジョーダン本人も当初はナイキとの契約に積極的ではなかったとされる。しかし、専用のシグネチャーシューズとアパレルを用意するという破格の提案が、後にスポーツビジネスとスニーカー文化を塗り替える出発点となった。
デザインを託されたのは、"DUNK(ダンク)"も手掛けた名デザイナー、"PETER MOORE(ピーター・ムーア)"。AJ1を象徴するウィングロゴは、機内で見かけたパイロットウイングから着想を得て、紙ナプキンにスケッチされたという逸話で知られている。バスケットボールと翼を組み合わせたエンブレムは、ジョーダンの跳躍を視覚化するだけでなく、選手個人をひとつのブランドとして打ち出すための強いサインとなった。黒赤の"BRED"や"BANNED"にまつわる物語とともに、ウィングロゴは40年以上にわたり憧れの象徴として受け継がれている。
AJ1は、フルレザーの端正なパネル構成、サイドを走るスウッシュ、内蔵型の"AIR"、そしてコートをしっかり感じ取れる薄めのソール設計が、バスケットボールシューズとしての機能と日常で履けるシルエットを両立させた。ローカット版はその要素をすっきりと整え、足首まわりの軽快さと合わせやすさを強めたスタイルとして支持を広げている。
今回ラインナップされた"AIR JORDAN 1 LOW SE"は、ブラック、ホワイト、アンスラサイトで構成したモノトーンカラー。トゥボックスやクォーターパネルにはマットなブラックを置き、アイステイ、トゥガード、ヒールまわりをホワイトで切り替えることで、クラシックなAJ1のパネルワークをくっきりと浮かび上がらせている。サイドのスウッシュは白いステッチでシルエットを描くように仕上げ、ロゴの存在感を控えめながら印象的に演出。ヒールにはウィングロゴの刺繍、シュータンには同系色のジャンプマンをセットし、余計な色を加えずにディテールの強さで見せる。ホワイトのミッドソールとブラックのアウトソール、さらに付属するブラックシューレースによって、クリーンにもシックにも履き分けられる一足となっている。
国内では2026年11月1日よりジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は20,900円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













