黒と銀で構造美を研ぎ澄ました初代フラッグシップ!
1997年、"MIZUNO(ミズノ)"は初代"WAVE RIDER(ウエーブ ライダー)"に、波形プレートを用いた"MIZUNO WAVE(ミズノ ウエーブ)"を初搭載した。縦方向から受ける衝撃を広い範囲へ分散し、横方向の変形を抑える構造によって、クッション性と安定性の両立を図った技術である。その考え方をさらに発展させ、2011年6月に生み出されたのが"WAVE PROPHECY 1(ウエーブ プロフェシー 1)"だった。シリーズ初代にして当時のフラッグシップであり、踵から前足部まで2枚の波形プレートを並行に配した、初のフルレングス"INFINITY WAVE(インフィニティ ウエーブ)"を採用。プレート間のクッションピラーが着地時の衝撃を受け止め、空洞を持つソールそのものが機能を視覚化するデザインとなった。
2026年には、その初代モデルが現代の技術によって復刻。7月に登場した"レッド×ゴールドとイエロー×ブルー"に続き、今回はブラックを中心としたシーズナルカラーが加わる。2011年版のアッパーバランスや、体重移動を促すようにつま先を持ち上げた形状、フルレングスの"INFINITY WAVE"を受け継ぎながら、素材と内部構造を見直した。足の動きに追従するガセットタンを調整し、接地から蹴り出しまでを滑らかにつなぐようソール設計も更新。軽量性とクッション性を担う"U4ic(ユーフォリック)"、反発性と耐久性を備える"AP+"、摩耗しやすい部分を補強する"X10"を組み合わせ、アウトソールの一部には濡れた路面でもグリップを発揮する"Wgrip"を配置している。
アッパーは目の大きなブラックメッシュをベースに、艶のあるシンセティックレザーを流線状に重ねた。サイドのランバード、ヒールカウンター、プレートの一部へシルバーを差し込み、黒一色に見えるシルエットへ素材の濃淡と光沢を加えている。複雑なパネル構成をモノトーンで整えたことで、2010年代初頭のランニングフラッグシップらしい力強さが鮮明になり、"WAVE PROPHECY LS(ウエーブ プロフェシー LS)"とは異なる初代特有の造形を楽しめる仕上がりとなった。
日本国内では2026年8月28日よりミズノ取扱店にて発売予定。価格は35,200円(税込)。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













