漆黒の装いで"XT-EVO"の立体構造を研ぎ澄ませる!
1947年、フランス・アヌシーで創業した"SALOMON(サロモン)"。スキーギアからトレイルランニング、ハイキングへと領域を広げ、過酷なフィールドで求められる安定性、保護性、グリップ力をプロダクトへ落とし込んできた。その機能から生まれる複雑なパネル構成やアグレッシブなソールは、近年のゴープコアやテック系スタイルとも響き合い、都市のファッションシーンでも強い存在感を放っている。中でも2013年にS/LABのテクニカルランニングシューズとして誕生し、2018年にSPORTSTYLEから再登場した"XT-6(エックスティー 6)"は、サロモン人気を象徴する一足として定着した。
その系譜に加わる新型が"XT-EVO(エックスティー エヴォ)"である。2026年に"KITH(キス)とのコラボレーション"で初披露され、"BLACK/FIERY RED/WHITE"や"ALLOY/CASTLEROCK/FTW SILVER"などの通常カラーへと展開を広げている。アッパーはレーシングシューズを思わせる鋭いラインを描き、通気性を担うメッシュの上にリキッドラバー風の成型パーツを重ねた構造。ヒールからトゥへ走る補強ラインは前足部で縦方向へ切り替わり、足を包み込む機能をそのままデザインの主役へ変換している。足元には"XT-6"由来のツーリングを採用し、"AGILE CHASSIS(アジャイル シャーシ)"と"ENERGYCELL(エナジーセル)"が安定性と衝撃吸収性をサポート。アウトソールには深いラグを持つ"MUD CONTAGRIP(マッド コンタグリップ)"を備え、"QUICKLACE(クイックレース)"や成型"ORTHOLITE(オーソライト)"インソールも加わる。ドロップは10mm、重量は片足約365gと案内され、トレイル由来の機能をライフスタイルへ扱いやすく落とし込んでいる。
今回ラインナップされたのは、ブラックとアスファルトでまとめた精悍なニューカラー。アッパー全体を黒で統一しながら、メッシュ、シンセティック、成型パーツの質感差によって奥行きを作り出している。サイドを覆うフレーム状のパーツは、光の当たり方でわずかに陰影を変え、複雑な補強構造を控えめに浮かび上がらせる。ソールもダークトーンでまとめ、トレイルシューズらしいラグの力強さを強調。アウトソール中央には小さなレッドのアクセントが入り、オールブラックに近い配色の中でさりげない視覚的なフックとなっている。鮮烈なカラーで立体構造を見せたローンチカラーとは対照的に、本作はシルエットそのものの鋭さを静かに際立たせた一足となっている。
海外では2026年9月1日にSALOMON公式オンラインストアおよび取扱店にて発売予定。価格は$200。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。









