欧州の都市名を背負った希少なクラシックが、柔らかなアースカラーで蘇る!
"ADIDAS(アディダス)"のアーカイブには、世界各地の都市名をモデル名に与えた"CITY SERIES(シティシリーズ)"が存在する。そのはじまりは1950年代末の"ROM(ローマ)"まで遡るとされ、1970年代初頭には"MÜNCHEN 72(ミュンヘン 72)"が登場。続いて"HAMBURG(ハンブルグ)"や"BERN(ベルン)"など、ヨーロッパの都市を冠したモデル群が1970年代から80年代初頭にかけて広がっていった。シャープなシルエットとシンプルなデザインを共有しながら、素材、配色、ソールの仕様は都市ごとに異なり、それぞれが独立した個性を備えている。
スイス最大の都市名を冠する"ZURICH(チューリッヒ)"は、その中でも流通数の少ない1970年代の一足としてコレクターから支持されてきた。オリジナルは艶のあるオックスハイドレザーを使い、履き口とヒールにパッドを備えた作りだった。また、わずかに持ち上げたヒールと、前足部のピボットポイントを組み込んだラバーアウトソールも特徴となる。長らく表舞台から遠ざかった後、2004年以来となる2019年の復活では、ブルーとホワイトの配色をまとった"ZURICH OG"が英国の"size?"限定で発売された。
今作は往年のレザーから表情を変え、毛足の細かなクリームホワイトのスエードでアッパーを構成。トゥを縁取る補強と細身のアイステイを同色で揃え、アースストラータのヌバック製スリーストライプスとヒールタブで穏やかな濃淡を加えた。サイドの"ZURICH"にはゴールドを用い、シュータンとヒールにはトレフォイルを配置。アウトソールにはヘリンボーン状の溝と円形のピボットポイントを刻み、アーカイブを思わせるディテールをガムラバーで引き継いでいる。クリームとブラウンに色数を絞ったことで、希少な都市モデルの魅力が素直に伝わる仕上がりとなった。
日本国内では2026年8月21日よりアディダス公式オンラインストアにて発売予定。価格は15,400円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












