機能線を黒で描き出す、バニラアイスカラーの都会的な"XT-6"!
2013年、"SALOMON(サロモン)"のトレイルアスリートとともに開発された"S/LAB XT-6(エスラボ XT-6)"。過酷な環境を走るウルトラディスタンスレースのために、長距離での安定性、衝撃吸収性、下りでのコントロール性能を一足へ凝縮した。デザインを手掛けたのは、北欧スキーブーツの技術にも着想を得てきた"BENJAMIN GRENET(ベンジャミン・グルネ)"。競技用として展開されていた当初は、路面条件に応じた限られたカラーのみだったが、2018年に"SPORTSTYLE(スポーツスタイル)"として再登場すると状況は一変した。細身のシルエットに機能パーツが走る独特の姿がファッションシーンに受け入れられ、アウトドアの背景を持つ都市型スニーカーとして支持を広げていった。
足元を支える"AGILE CHASSIS SYSTEM(アジャイル シャーシ システム)"は、安定性と衝撃吸収性を両立し、"ENERGYCELL+(エナジーセル プラス)"ミッドソールと組み合わせて長時間の歩行を快適にする。ヒールから中足部へ伸びるシャーシと、下りで踏ん張りやすいラグ形状が、トレイル由来の"DESCENT CONTROL(ディセント コントロール)"を形作る。アウトソールには深く鋭いラグを備えた"MUD CONTAGRIP(マッド コンタグリップ)"を採用し、柔らかな路面から硬く起伏のある路面までグリップ力を発揮する。重量は約365g、ドロップは10mm。現在はスポーツスタイルに位置づけられるが、その外観を支える機能は本格的な競技シューズの系譜にある。
アッパーは通気性のある単層メッシュをベースに、摩耗しやすい箇所へ耐久性の高いTPUフィルムを重ねた軽量構造。足の両側からフィットを支える"SENSIFIT(センシフィット)"と、細いコードを引くだけで素早く調整できる"QUICKLACE(クイックレース)"が、複雑なパネルを機能的に結びつけている。内部には通気性とクッション性を備えた成型"ORTHOLITE(オーソライト)"ソックライナーをセット。街で映えるシャープな見た目に、移動の多い一日を支える履き心地を備えている。
本作は、真っ白よりも柔らかな温度を感じさせるバニラアイスをアッパーの主役に採用。ブラックの"SENSIFIT"、"QUICKLACE"、ロゴが輪郭を描き、クリーム系のボディを引き締める。つま先やヒールにはシルバークラウドの落ち着いたグレーを重ね、ミッドソール下部の黒いシャーシと自然につながる配色とした。シュータン中央にはイエローやブルーの細いアクセントを添え、抑制された色使いの中に"S/LAB"の競技的な緊張感を残している。機能パーツの配置がそのままデザインとして映える、"XT-6"らしい一足だ。
日本国内では2026年7月17日にサロモン取扱店にて発売予定。価格は26,000円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。










