21年の時を経て"MR. FANTASTIC"が初復刻へ!
1990年、デザイナーの"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が手掛けた"AIR MAX 90(エアマックス 90)"。1987年の"AIR MAX 1"と1989年の"AIR MAX LIGHT"を発展させ、当時は"AIR MAX III"の名で登場した。拡大されたビジブルエアを囲むパーツ、段差をつけたサイドパネル、リブ状のTPUアイステイなど、速度を感じさせるラインを幾重にも重ねたデザインが特徴。2000年の再登場時に発売年を冠した現在の名称へ改められ、"NIKE(ナイキ)"を代表する一足として定着した。
2005年に実写映画が公開され、その翌年に組まれたのが、MARVELのヒーローチームを着想源とする2006年の"FANTASTIC FOUR(ファンタスティック・フォー)"パックだった。身体を自在に伸縮させるリーダー、"MR. FANTASTIC(ミスター・ファンタスティック)"には"AIR MAX 90"、透明化と力場を操る"INVISIBLE WOMAN(インビジブル・ウーマン)"には"AIR FORCE 1 LOW"、岩石のような身体を持つ"THE THING(ザ・シング)"には"DUNK HIGH"、炎をまとう"HUMAN TORCH(ヒューマン・トーチ)"には"AIR MAX 95"を選択。さらに宿敵"DR. DOOM(ドクター・ドゥーム)"を"AIR FOAMPOSITE PRO"で表現した。キャラクターのイラストや名称を大きく掲げず、色、素材、モデルの構造によって能力と姿を読み取らせる構成が、2000年代のテーマパックらしい魅力を生み出していた。
"MR. FANTASTIC"は、ファンタスティック・フォーのユニフォームを思わせるハーバーブルーでアッパーを包み、ホワイトのスウッシュ、シューレース、ライニング、ミッドソールを組み合わせた。ミリタリーブルーのTPUパーツがアイステイやビジブルエア周辺を引き締め、ブルーの濃淡によって"AIR MAX 90"特有のレイヤーを鮮明に見せる。滑らかなレザーの補強と目の細かなファブリックを重ねたボディは、伸縮するリード・リチャーズのスーツを思わせる柔らかな色調で統一。キャラクターの象徴を、日常に取り入れやすいブルーとホワイトへ落とし込んだ一足だった。
2027年版は、2006年のオリジナル以来初めて同カラーを復刻する予定。ハーバーブルー、ホワイト、ミリタリーブルーの配色を受け継ぐと見られ、同じくカムバックが報じられた"HUMAN TORCH"とともに、かつてのテーマパックが再び動き始める。AIR MAX誕生40周年を迎える2027年に、シリーズのアーカイブとコミックカルチャーが重なる一足として注目を集めそうだ。なお、現段階では2027年版の公式画像や詳しい素材構成は明らかにされておらず、掲載画像は2006年発売モデルとなる。
海外では2027年夏にナイキおよび一部取扱店にて発売予定。価格は$155。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。








