清涼感と重厚なエアが交差するY2Kエアマックス!
1987年、"AIR MAX 1(エアマックス1)"でビジブルエアを初めて可視化した"NIKE(ナイキ)"は、その後もクッショニングテクノロジーを磨き上げて進化させていった。"AIR MAX 95(エアマックス95)"では前足部にもビジブルエアを広げ、"AIR MAX 97(エアマックス97)"ではフルレングスへと拡張。2000年代に入ると、足裏全体を支える"TOTAL AIR(トータルエア)"の思想がより強く打ち出され、機能性と視覚的インパクトを両立するモデルが生み出されていく。その流れを受け継ぎ、2006年に登場したのが"AIR MAX TL 2.5(エアマックス TL 2.5)"である。
"TL"の名が示す通り、最大の特徴はフルレングスで搭載されたビジブルマックス エアユニット。ソール全体に連なるエアバッグが、ランニングシューズとしてのクッショニングを強調すると同時に、足元へ強い存在感をもたらす。アッパーにはメッシュをベースに、波打つような補強パーツを幾重にも重ね、"AIR MAX PLUS(エアマックスプラス)"や"AIR MAX 97"にも通じる流線的なスピード感を表現した。発売当時はクラシック系スニーカーの人気に押され、長く日陰の存在だったが、2024年の"COMME des GARÇONS HOMME PLUS(コム デ ギャルソン・オム プリュス)"とのコラボレーションをきっかけに再評価が加速。2000年代らしいメカニカルなラインとボリュームが、現在のスタイルに新鮮な響きを与えている。
今回登場したニューカラーは、ホワイトを基調にスモークグレーとライトスモークグレーを重ねたクリーンな装い。通気性を感じさせるホワイトメッシュの上に、立体的なスリット状パーツを配置し、サイドからヒールへかけて濃淡グレーのレイヤーを走らせることで、流れるようなシルエットを強調している。マッドガードとヒールには深いグレーを配し、ボリュームのあるソールユニットを落ち着いた印象へ。サイドのスウッシュ、トウのミニスウッシュ、インソール、ビジブルエア内部にはダスティーカクタスを差し込み、白とグレーの硬質なムードに爽やかなアクセントを添えた。ブラックのアウトソールが全体を引き締め、清潔感と重厚感を併せ持つ一足へと仕上げられている。
日本国内では2026年6月29日よりNIKE.COMにて発売開始。価格は24,200円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












