名作“TORO BRAVO”を彷彿させる鮮やかなレッドが効いたハイブリッドモデルへ!
"JORDAN BRAND(ジョーダン ブランド)"と"SPIKE LEE(スパイク・リー)"の関係性を語るうえで欠かせないのが、彼が演じた"MARS BLACKMON(マーズ・ブラックモン)"の存在である。1986年公開の映画『SHE'S GOTTA HAVE IT』から生まれたこのキャラクターは、のちに"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"と共演するナイキの広告にも登場。"IT'S GOTTA BE THE SHOES"のフレーズとともに、"AIR JORDAN"をバスケットボールコートの外へ広げる大きな役割を担った。そのカルチャーを受け継ぐハイブリッドモデルとして、2012年に"JORDAN SON OF MARS(ジョーダン サン オブ マーズ)"が誕生、歴代エアジョーダンのシリーズをより街履きしやすいバランスへと整えた。
本作は、"AIR JORDAN 3(エアジョーダン3)"のエレファントパターン、"AIR JORDAN 4(エアジョーダン4)"を思わせるサイドまわりとソール、"AIR JORDAN 5(エアジョーダン5)"由来のボリュームあるシュータン、"AIR JORDAN 6(エアジョーダン6)"を想起させるヒールタブなど、複数の名作ディテールを一足に凝縮している。ローカット化によって履き口は軽快になりつつも、厚みのあるパネル構成やビジブルエアを備えたソールユニットが、ジョーダンらしい力強さをしっかりと残しているのが特徴だ。サイドには通気性を意識したパーフォレーションを入れ、前足部からヒールへかけてレイヤーを重ねることで、ローカットながらも奥行きのある表情を作り出している。
今回のカラーは、ファイヤーレッドをアッパー全体に広げ、グレーミスト、ホワイト、ブラックで引き締めた一足。鮮烈な赤を主役に置き、シューレース、前足部のパーツ、ミッドソール、ヒールタブへブラックを差し込むことで、力強いコントラストを作り出している。さらにトゥとヒールにはグレーミストのエレファントパターンを配置。レッドの勢いを受け止めるようにクラシックな柄が入り、ホワイトのソールパーツが足元に抜け感を加える。シュータンにはホワイトを使い、ブラックのジャンプマンをセット。赤いアッパーの熱量を受け止めながら、顔まわりにクリーンな余白を作っているのも見どころだ。
その配色は、2026年に初復刻を果たした"AIR JORDAN 4 TORO BRAVO(エアジョーダン4 トロ ブラボー)"を彷彿とさせる。"TORO BRAVO"は、ファイアレッドのアッパーにブラックとセメントグレーを合わせ、スペイン語で猛牛を意味する名の通り、ブルズカラーの熱量を強く打ち出した名作カラーだ。今作の"JORDAN SON OF MARS LOW"も、赤を大胆にまといながら、黒で引き締め、グレーのエレファント柄でジョーダンらしい硬派な表情を加えている。AJ4由来の雰囲気を含むハイブリッドモデルにこのカラーが落とし込まれることで、"TORO BRAVO"の闘志を別角度から楽しめる仕上がりとなった。
海外では2026年6月20日よりナイキ取扱店にて発売開始。価格は$165。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













