黒に潜むサファリ柄が名作をワイルドに!
1987年、"NIKE(ナイキ)"は世界で初めてクッショニングを可視化した"AIR MAX 1(エアマックス1)"を発表。その革新的なテクノロジーを受け継ぎ、1990年に誕生したのが、のちに発売年を冠して呼ばれる不朽の名作"AIR MAX 90(エアマックス90)"である。デザインを手掛けた"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"は、ヒールのビジブルエアを強調するカセット状のパーツや力強いマッドガードを組み合わせ、"AIR"の存在感をデザインの主役に据えた。
そのティンカーが、スポーツシューズにファッションの視点を持ち込んだもう一つの重要な意匠が、1987年登場の"AIR SAFARI(エアサファリ)"から始まった"サファリ柄"だ。ニューヨークの高級家具店で目にしたオーストリッチレザーのソファから着想を得たという、グレーのベースにブラックの不規則なドットを散らしたパターンは、当時としては極めて大胆なアプローチだった。機能性重視が主流だった1980年代のスポーツシューズ界において、このパターンはスポーツとファッションの境界を揺るがすアイコンとなり、数々の名作へと受け継がれていく。
今回の"AIR MAX 90"は、ブラックを基調にした精悍なカラーリングの中へ、そのサファリ柄を巧みに忍ばせた一足。トゥやシュータンまわりには通気性に優れたメッシュを配し、マッドガードやヒール周辺にはサファリ柄を重ねることで、ワントーンながらも奥行きのある表情を作り出している。シュータンラベルやサイドの"AIR MAX"ロゴに差し込まれたブルーが、重厚なブラックの中で鮮やかなアクセントとして機能している。名作の完成されたシルエットに、ティンカーのもう一つのアイディアを重ね合わせた、通好みの仕上がりが魅力の一足となっている。
日本国内では2026年7月1日よりナイキ取扱店にて発売予定。価格は17,600円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。







