3Dプリンターで製作した次世代のエアマックス!
1987年、"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が手掛けた"AIR MAX 1(エアマックス1)"は、ミッドソールに内蔵されていた"AIR(エア)"を外から見せることで、クッショニングをデザインの主役へと押し上げた。以降、"NIKE(ナイキ)"の"AIR MAX(エアマックス)"は、機能を隠すのではなく、あえて見せることで時代の切り拓いてきたシリーズ作である。毎年ごとにアップデートが加えられ、数多くのバリエーションが登場してきたが、今作はさらに未来へ一歩進めた
、ドイツ・ハンブルク発の3Dプリントフットウェアプラットフォーム"Zellerfeld(ゼラーフェルド)"と組んで生み出した"AIR MAX 1000(エアマックス1000)"である。2024年の"COMPLEXCON(コンプレックスコン)"で姿を現した同作は、"AIR MAX 1"をデジタルデータで再構成し、アッパーからソールまでを縫製や接着に頼らない一体成形で表現。ヒールにはビジブルエアを残し、シリーズの特徴と未来の製造方法を実現させた一足となっている。
そして、さらに細かなチューニングを施した"AIR MAX 1000.2(エアマックス 1000.2)"が登場。過去記事で紹介した"BLACK/BLACK-WHITE"では、初代"AIR MAX 1000"の要素を受け継ぎながら、アウトソール形状やラグパターンを見直し、より効率よくプリントできる仕様へアップデートされていた。続く"BLACK/HYPER CRIMSON"では、ブラックのワントーンに鮮やかなエアユニットを差し込むことで、ビジブルエアそのものをカラーアクセントとして際立たせた。今回の"BLACK/PINK SPELL(ブラック/ピンクスペル)"もその流れを受け継ぎ、黒一色の未来的なフォルムの中に、ヒールのビジブルエアのピンクだけを強く浮かび上がらせている。
アッパーはシューレースを排したスリッポン構造で、足を包み込むような滑らかなトップラインを描く。前足部には細かなプリントパターン、サイドには"AIR MAX 1"のマッドガードを思わせる波状のライン、ヒール周辺には粗いメッシュのようなテクスチャーを配置。素材を切り替えているように見えながら、3Dプリントならではの連続した表面が独特の陰影を作り出している。アウトソールは大きめのブロックラグを備え、実験的な見た目に対して足元の力強さも確保。半透明のエアウィンドウには"AIRMAX 1000.2"のロゴが浮かび、ピンクスペルの光が黒いボディを内側から照らすような存在感を放つ。初代が示した「未来のエアマックス」というコンセプトを、より履けるプロダクトへ近づけながら、カラーで視線を集める一足となっている。
海外では2026年6月22日より"Zellerfeld"にてEQL抽選が開始予定。抽選は6月25日まで実施され、"SNKRS"でのリリースも予定されている。価格は$200。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。








