"怪物"ロナウドの愛機を街履き仕様へ!
ピッチの上で機能を追求してきたサッカースパイクが、いまファッションシーンで再評価されている。ユニフォームやゲームシャツを日常着に取り入れる"ブロークコア"の広がりに続き、スパイクそのものをスタイリングに落とし込む"#bootsonlysummer"の流れも加速。しかし本来のクリートは芝の上でこそ威力を発揮する反面、硬い路面では歩きにくく、日常使いには向かない。そこで"NIKE(ナイキ)"が打ち出したのが、過去の名作サッカースパイクの姿を残しながら、街履きできるソール構造へ置き換えた"CRYOSHOT(クライオショット)"である。鋭いスパイクを透明なパーツの中に封じ込め、ライフスタイルへとつなぐ新たな試みとなっている。
今回ベースとなるのは、ブラジルが生んだ"怪物"、"RONALDO(ロナウド)"の足元を彩った伝説的スパイク、"MERCURIAL R9(マーキュリアル R9)"。1998年のフランスW杯で、圧倒的な加速力とフィニッシュで世界中の視線を集めたR9は、シルバー、ブルー、イエローをまとったスパイクを着用。のちの"MERCURIAL"シリーズへと続く、軽量性、スピード、攻撃的なデザインイメージを決定づけた存在でもあった。曲線的なパネル、流れるようなライン、ブラジル代表を思わせる鮮やかなアクセントは、90年代末のフットボールカルチャーを象徴するビジュアルとして、今も強烈な印象を残している。
そのデザインを受け継ぐ"CRYOSHOT MERCURIAL VAPOR R9 OG"は、メタリックシルバーのアッパーにバーシティロイヤルの流線パネルを重ね、バーシティメイズのスウッシュと縁取りでスピード感を強調。ブラックのシューレースが全体を引き締め、タンにはR9のエンブレムを配置して、シグネチャーモデルとしての背景を鮮明にする。スパイクらしいソール形状は半透明のユニットで包み込まれ、視覚的にはフットボールブーツの迫力を残しながら、接地面はストリート向けにアレンジ。さらに割れた氷片のようなグラフィックをまとったスペシャルボックスも用意され、"CRYOSHOT"という名のコンセプトを細部まで落とし込んでいる。
海外では2026年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は4999 MXN。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。











