1991年、マイケル・ジョーダンはシカゴ・ブルズを率いて1試合平均31.5ポイントを記録、その過程でフランチャイズレコードとなる61勝を挙げMVPにも選ばれた。ピストンズ、レイカーズとのライバル対決に勝利しNBAを制覇、初めてラリー・オブライエン・トロフィーを握りしめた。
この偉大な記録を打ち立てたシーズンの足元を支えたのは、”AIR JORDAN 6(エアジョーダン6)”だった。天才、ティンカー・ハットフィールドのデザインにより、マイケル・ジョーダンの愛車ポルシェ911からインスピレーションを得て、獰猛でありながらエキゾチックな一足となった。
完成されたデザイン美、そしてジョーダンの輝かしいキャリアとともに、"AIR JORDAN 6"はシリーズ屈指の人気作の仲間入りを果たした。
”CARMINE(カーマイン)”、スニーカーヘッズにとっては特別なカラーリング。
"AIR JORDAN 6"のオリジナルカラーは、"インフラレッド"、"ブレッド"、"マルーン"、"スポーツブルー"、"カーマインの全5色。唯一、サイドパネルを彩った、深い赤が映えるカーマインは抜群のインパクトを放っていた。
NBAのコートで躍動するマイケル・ジョーダンの足元で見られたのはもちろん、1992年のドリームチームがお披露目されたメディアデイでも着用。”BE LIKE MIKE”のキャッチコピーを掲げたゲータレードのCMのワンシーンでも、この鮮やかなカーマインカラーを見ることができる。