冬支度でふっくら膨らむ、カラー流のプーマ スウェード!
見慣れた服やシューズに、素材と形のひねりで新鮮な表情を与える"kolor(カラー)"。2004年に阿部潤一が設立し、異素材の組み合わせや独創的な色使い、精巧なカッティングを持ち味としてきた日本のファッションブランド。スニーカーシーンでは2015年秋冬に始まった"ADIDAS(アディダス)"との取り組みも知られ、"PUREBOOST ZG(ピュアブースト ZG)"では高機能なニットアッパーに落ち着いたブラウンやベージュを組み合わせた。2026年春夏からは堀内太郎がクリエイティブディレクターとしてコレクションを担当。英国で写真を学び、アントワープ王立芸術アカデミーでファッションを修めた堀内は、テーラリングを軸にスポーツやワークウェアの要素を取り入れる視点で、ブランドの新たな展開を担っている。
その2026年秋冬コレクションから、"PUMA(プーマ)"とのコラボレーションが登場する。ベースは1968年にルーツを持つ"SUEDE(スウェード)"。1980年代にはニューヨークのBボーイたちにも愛用され、起毛素材のアッパーと柔軟なソールでストリートの定番へと定着した名作。今回はその親しみ深いローカットを、冬を迎えるユーモラスな姿へと作り替えた。
着想源は、ロバート・エガース監督による映画『The Lighthouse(ライトハウス)』。今季のカラーが描く冷たい冬の海と打ち寄せる荒波を背景に、シューズ自身が寒さに備えて膨らんでいくという発想を形にした。厚みを増したシュータンやアイステイ、履き口が、通常のスウェードよりもふくよかな印象を作り出す。ふっくらとしたアッパーに対して、ソールは低く抑えたバランスを維持。見慣れた姿の一部を膨らませることで、足元に意外性を生み出している。
ボディは深いブラウンの起毛素材でまとめ、フォームストリップも同系色に統一。色のコントラストを抑えることで、丸みを帯びた各パーツの陰影が引き立つ。艶を感じさせるダークカラーの丸紐と滑らかな履き口の内側が、マットな表面に質感の変化をプラス。足元を支えるブラックのソールとともに、秋冬の装いに合わせやすい落ち着きを与えた。
左右で組み替えたシュータンのラベルも見どころ。一方はkolorの文字とプーマキャット、もう一方はPUMAの文字とkolorのシンボルを組み合わせ、両者のサインを交換するような遊び心を加えている。クラシックな佇まいを残した配色の中に、膨らみのある造形とロゴの仕掛けを忍ばせた、カラーならではの一足となっている。
日本国内では2026年10月10日よりkolor全店舗、kolorおよびPUMAの公式オンラインストアにて発売予定。価格は63,800円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。











