切り返しを支えるフレームに、パープルと蛍光色の刺激を!
ボールを追って加速し、足を踏ん張り、次の一打へ向けて方向を変える。テニスシューズの速さは、直線を走る軽快さだけでは測れない。そんなコート上の連続した動きから見ていくと、"NIKE(ナイキ)"の"VAPOR 12(ヴェイパー 12)"が備える立体的なフレームにも、明確な役割が見えてくる。ハードコートでのスライドや急な切り返しを支える競技用モデルに、ブラック、パープルダイナスティー、レモンベノムを組み合わせた鮮烈な新色が登場する。
設計の要となるのは、中足部の硬質なサポートパーツと、踵からつま先までを覆うフットフレーム。横方向へ力がかかる場面で足元の安定感を支え、踏み込みから次の動作へ力を伝える。このサポート構造を活かして中足部のラバーを省き、軽量化も追求。アウトソールには従来より軽いラバー素材を用いたヘリンボーンパターンを配し、減速、踏ん張り、ポジションへの復帰という一連の動きに対応させている。
踵には"Air Zoom(エア ズーム)"ユニットを搭載し、弾むようなクッショニングを確保。さらに、ヴェイパー 11にはなかったミッドソールフォームをTPUとラバーの間に加え、足当たりにも配慮した。エンジニアードメッシュは軽さを追求しながら、摩耗しやすいつま先と前足部内側の耐久性を維持。中足部を包むフィットバンドがシューレースと連動し、切り返す際のホールド感を高める。アッパーとトラクションの見直しによって、前作より軽快な仕様へと進化している。
今作ではブラックのメッシュを背景に、黄緑がかったメタリック調のスウッシュが鋭く輝く。機能の要となるフレームは深いパープルで彩り、細かな蛍光色の斑点を散らすことで、低く構えたシルエットに遊び心を加えた。つま先の補強に刻まれたリブや、踵へと流れるサイドの起伏も色の対比で鮮明に。アウトソールにもレモンベノムを効かせ、足を踏み出すたびに鮮やかな色が覗く。競技のために組み立てられた構造そのものを、視覚的なアクセントに変えたカラーリングとなっている。
日本国内では2026年10月19日よりNIKE.COMにて発売予定。価格は25,080円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













