巨大なスウッシュが発光する、次世代スターのための特別仕様!
新たなユニフォームや未発売のシューズが披露され、毎年スニーカーフリークの視線も集めるNBAのメディアデー。その舞台で異彩を放ったのが、ワシントン・ウィザーズのルーキー、"AJ DYBANTSA(AJ・ディバンツァ)"の足元だ。着用していたのは、かかとに巨大なLEDスウッシュを備えた"NIKE G.T. FLIGHT(ナイキ G.T. フライト)"。未来的なバスケットシューズを、光によってさらに大胆にアレンジした一足が姿を現した。
ディバンツァは、ウイングのサイズを備えながら、ガードのようにボールを操り、自ら得点機会を作り出せる有望株。ドライブからのフィニッシュに加え、ジャンプシュートや味方を生かすプレーもこなす多才さが持ち味となっている。BYUでは1試合平均25.5得点を記録し、全米トップの得点力を発揮。"NIKE(ナイキ)"は高校時代からNIL契約を結び、早くからその才能を支えてきた。NILとは選手の氏名、肖像などを活用する契約で、プロ入り前からブランドのプロモーションに参加できる仕組み。ディバンツァは契約選手としてシューズを履くだけでなく、新世代のバスケットボールを象徴する存在として、新型モデルのお披露目も任されている。
2025年のNBAオールスターウィークエンドでは、ラッパーの"WALE(ワーレイ)"とともに"G.T. FUTURE(G.T. フューチャー)"を初披露。初期の特別仕様にはシュータンのスウッシュが光るギミックも用意され、市販モデルとは異なる演出が注目を集めた。さらに2026年夏には、サマーリーグを前にした練習で"メタリックシルバーの新型G.T.モデルのPE"を着用。後に"G.T. FLIGHT"と判明したこのモデルが、今回ブラックのLED仕様となって再び登場した。
"G.T."は"GREATER THAN(グレーター ザン)"の略。2021年に始まったシリーズは、カット、ラン、ジャンプといったバスケットボールの動作に着目し、選手の動きをテクノロジーで支えることを目指してきた。個人名を冠するシグネチャーとは異なり、プレースタイルや求める履き心地に応えるラインである。今後は"FLIGHT"、"FORCE"、"UPTEMPO"という、ナイキ バスケットボールを彩ってきたカテゴリー名を取り入れた新展開が予定されており、ディバンツァが披露する"G.T. FLIGHT"もその一角を担う。
新型の特徴は、柔らかなブーティー状のベースを、外骨格のような成型ケージで覆った構造。曲線を描くパーツが甲のシューレース部分へとつながり、足を包み込む立体的な姿を作り出している。今回のPEでは、ベースからケージまでブラックで統一。そこへ、かかとから大きく張り出すユニットを追加し、発光するスウッシュを組み込んだ。撮影中にはブルーだけでなくレッドにも光り、黒いボディとの鮮烈なコントラストを生み出している。反射材や蓄光素材とは異なる、LEDによる発光が最大の見どころだ。かかとの外側に浮かぶようなロゴは、シューズのシルエットそのものを変えるほどの存在感を放つ。
このLED仕様はディバンツァのために用意された選手専用モデル。実際の試合での使用や、通常モデルへの発光機能の採用は明らかにされていない。また、"G.T. FLIGHT"のクッショニング構成など、詳細なパフォーマンススペックも今後の発表が待たれる。
通常版の"G.T. FLIGHT"は海外で2027年春に発売予定と報じられており、価格は180ドル。今回のLED仕様については一般販売の予定は発表されていない。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。








