薄底のレーシングシューズが、街を軽快に駆け抜ける一足へ。ナイキのランニングアーカイブから復活した「ZOOM STREAK 3(ズーム ストリーク 3)」に、柔らかな紫をまとったウィメンズカラーが加わる。
オリジナルは、厚底のレーシングシューズが主流となる以前の時代に、速さを追い求めるランナーを支えたモデル。2009年から2013年にかけて、ナイキの従来のレーシングフラットを上回るほど、主要マラソンのフィニッシュラインを数多く越えた。後に「VAPORFLY(ヴェイパーフライ)」へとつながる試作段階では、そのアウトソールを生かしながらミッドソールの高さを増す手法が採られたという。薄底から厚底へ、ランニングシューズの転換期を物語る存在でもある。
2026年の復刻では、当時の低くシャープなシルエットと、スピード感を描くアッパーのラインを継承。一方で、廃番となったオリジナルのメッシュに近い軽さと通気性を持つ素材を探し、ヒールの「ZOOM AIR(ズーム エア)」には、より柔らかな「CUSHLON 3.0(クシュロン 3.0)」フォームを組み合わせた。前足部にもわずかなゆとりを持たせ、レースのための設計を一日中履きやすいスポーツウェアへと再構成している。
今作は淡いバイオレットダストをベースに、グリッドアイアンとブラックの曲線的なラインを重ね、ホワイトのスウッシュで軽やかな抜け感を演出。足元を引き締めるダークカラーと柔らかなパープルの対比が、薄底ならではのすっきりとしたスタイルを引き立てる。
海外では2026年9月に発売予定。価格は96ユーロ。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。









