レトロランニングの名作を秋冬仕様へ仕立てた"ROAM"!
2000年代ランニングシューズのテクニカルなレイヤーと、一日を通して快適さを保つクッショニングを備える"ZOOM VOMERO 5(ズーム ボメロ 5)"。2011年に高機能ランニングシューズとして誕生し、ヒールの"ZOOM AIR(ズームエア)"と柔らかな"CUSHLON(クシュロン)"フォームが、反発性とスムーズな着地を両立させた。メッシュと合成皮革、通気孔を備えたヒールパーツを幾層にも重ねたアッパーは、軽さとサポート性を求めた当時のランナーの要望に応えた仕上がりとなっている。
そのシルエットをファッションとして見出したのが、イギリスのデザイナー、"SAMUEL ROSS(サミュエル・ロス)"とのコラボレーションである。2018年に、その複雑なパネル構成と工業的な佇まいをストリートウェアの視点から再構築。ランニングシューズならではの履き心地と、Y2Kスタイルらしいテクニカルな外観が重なり、"VOMERO 5"は日常のファッションに溶け込む人気作となった。
2024年、悪天候でも対応できるようにアップデートしたのが、"ZOOM VOMERO ROAM(ズーム ボメロ ローム)"である。都市の雨や水たまりを想定し、テキスタイルとメッシュを重ねたアッパーに撥水加工を施し、シューズ下部を覆うラバーマッドガードで汚れの付着を抑える。ボリュームを増したフォームミッドソールの内部には"ZOOM AIR"を収め、足元を保護しながら"VOMERO"らしいクッショニングを維持。アウトソールの"HART(HIGH ABRASION RUBBER TECH)"は、耐摩耗性を保ちながらラバーの使用量を抑え、軽量性と屈曲性を高める。片手で調節できるクイックレース、着脱を助けるプルタブ、視認性に配慮したリフレクティブディテールも、秋冬のタウンユースに適した実用性をもたらす。
新色は、灰色を含んだケイブストーンとエニグマストーンをワントーン感覚で重ね、リップストップ、スウェード、ラバーの質感の違いで奥行きを演出。トゥの先端とマッドガードは濃色で引き締め、レースループとヒールに添えたオリーブオーラが控えめなアクセントを担う。トレイルシューズのような無骨さと、ニュートラルカラーの落ち着きを兼ね備える。
海外では2026年秋冬シーズンにナイキ取扱店にて発売予定。価格は$190。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












