トレイルのスピード設計に、黒いレザーの品格をプラス!
山を駆けるための機能に、ドレスシューズの素材使いを取り入れた"HOKA(ホカ)"の新作が登場する。ベースとなるのは、カーボンプレートを搭載したトレイルランニングシューズ"TECTON X 2(テクトン X 2)"。今回の"ELITE TERRAIN SYSTEM(エリート テレイン システム)"では、控えめな装飾と素材の質を重視するクワイエット・ラグジュアリーの視点から、競技用モデルをレザー仕立てへと再構成した。
シリーズの出発点は、2022年に登場した初代"TECTON X"。HOKA初のカーボンプレート搭載トレイルシューズとして、足裏に平行に並べたプレートを採用した。大地を構成するプレートを意味する"TECTONIC PLATES"に由来する名前も、この構造に結び付く。続く2023年4月には、通気性と疎水性に優れた"MATRYX(マトリックス)"アッパーで軽量化を図った2代目へ進化。2層のフォームとカーボンプレートを組み合わせる"PROFLY X"によって、着地時のクッション性と蹴り出しの推進力を追求した。
そのレーシングモデルを、今作ではしなやかなレザーで包み込んだ。大きな面で素材の艶を見せるアッパーに、エンボス加工のレザートウキャップを組み合わせ、補強部分も同じ黒で統一。シューレースを通すメタルアイレットと、踵寄りの小さなシルバーカラーのロゴが控えめなアクセントとなる。中敷きの表面にもレザーを使い、足を入れる部分まで素材を揃えた。スポーティーなメッシュの表情から、滑らかな革とステッチを見せる落ち着いた装いへと切り替えている。
足元には、オリジナルから続く2層構造のミッドソールと平行カーボンファイバープレートを継承。厚みのあるソール側面に刻まれた細かな模様や立体的な造形が、簡潔なレザーアッパーとの対比をつくる。アウトソールには"VIBRAM MEGAGRIP(ヴィブラム メガグリップ)"を採用し、ラバーのベース部分を薄くして軽量化する"LITEBASE(ライトベース)"を組み合わせた。グリップと耐久性に配慮したトレイル由来の構成を残しながら、見た目はソールまでブラックでまとめた。革靴を思わせる上部と、競技用シューズの複雑な底まわりを一足で楽しめるデザインとなる。
日本国内では2026年9月18日にHOKA公式オンラインにて発売開始。価格は41,800円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












