白とネイビーで端正に仕立てたミッドカット!
コートでの着用禁止を巡る逸話とともに、スニーカー史にその名を刻んだ"NIKE(ナイキ)"の"AIR JORDAN 1(エアジョーダン1)"。発端は1984年、ルーキーの"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"が着用した黒赤の"AIR SHIP(エアシップ)"だった。チーム内での統一性を求めるNBAの規定に抵触したこの出来事を、ナイキは翌1985年に発売したAJ1の広告へと結びつけた。足元を黒い帯で隠した"BANNED"の広告は、禁止されたシューズというイメージを強く印象づけ、型にはまらない個性を表す存在として若者たちの心を掴んでいった。
ジョーダンの華々しい活躍への憧れに加え、競技の外で履きこなす人々もその価値を育ててきた。1980年代にはスケーターたちがAJ1を愛用。1987年の映像で"LANCE MOUNTAIN(ランス・マウンテン)"が着用した姿も、スケートシーンへの浸透を象徴している。そのつながりは、塗装が擦れると下地の色が現れる2014年の"ランス・マウンテン × エアジョーダン 1 SB"にも受け継がれた。バスケットボールへの憧れとストリートでの自由な履き方が重なり、現在のファッションアイコンとしての地位を築いてきたのである。
その伝統的なパネル構成を日常に取り入れやすいバランスで楽しめるのが、"AIR JORDAN 1 MID(エアジョーダン 1 ミッド)"。今回の一足はホワイトのトゥボックスとサイドパネルに、深みのあるカレッジネイビーの補強パーツを重ねた。つま先からアイステイ、足首、ヒールへと続く濃紺が、シャープなシルエットを描き出す。
サイドのスウッシュとシューレース、履き口にはブラックを配置。ネイビーとのわずかな色の違いが、シンプルなブロッキングに奥行きを加えている。アンクルフラップのウイングロゴは淡いグレーで浮かび上がらせ、ホワイトのシュータンにはジャンプマンをあしらった。足元は白いミッドソールと暗色のアウトソールで整え、デニムにもチノにも合わせやすい落ち着いた印象へ。主張を抑えた色使いが、長く親しまれてきたAJ1のフォルムを引き立てる一足となっている。
海外では2026年10月1日にジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は$130。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













