グレーの濃淡と異素材の重なりで魅せる"AIR MAX 90"!
クッション性を高めるだけでなく、足に合わせる工夫や素材の更新を重ねてきた"NIKE(ナイキ)"の"AIR MAX 90(エアマックス90)"。1990年の登場時には、従来より大きなエアユニットと屈曲性を高めた構造を採用。複数の穴から紐を通す位置を選べるレーシングシステムも備え、フィット感を調整しやすくした。機能を担うパーツを重ねたアッパーは、色や素材を組み替える余地にも富み、2000年代には復刻や多彩なバリエーションを通じてストリートの定番となっていった。
その後も進化は続き、2017年にはニット素材を使った"AIR MAX 90 ULTRA 2.0 FLYKNIT"が登場。軽さと通気性、ソックスのように足に沿うフィット感を追求した。一方、30周年を迎えた2020年に向けては、つま先の高さやパネルの大きさ、ヒールの形状をオリジナルに近づける見直しも実施。新素材を試すと同時に、長く愛されるフォルムを磨き直してきた。2026年にはフットボールのデザインを取り入れた"ハイパーヴェノム"も登場し、スポーツの枠を越えたアレンジへと広がっている。
今回は、馴染み深いパネル構成を落ち着いたグレートーンでまとめた一足。つま先やサイドのベースをダークな色合いで覆い、その上に起毛感のあるグレーの補強パーツを重ねた。足元を囲むマッドガードはブラックに近い色で引き締め、滑らかな表面と毛羽立ちの対比を際立たせている。サイドのスウッシュにはメタリックシルバーを配置し、マットなアッパーに光沢を添えた。
アイレットやヒールのエアを囲むパーツには、わずかにグリーンを感じさせる淡いグレーを使用。凹凸のある成型パーツが各部のディテールを浮かび上がらせ、暗い配色の中にも奥行きを作る。鮮烈な差し色に頼らず、起毛、光沢、立体的なパーツの違いで、エアマックス90らしい複雑な造形を楽しめる配色となっている。
海外では2026年10月1日にナイキ取扱店にて発売予定。英国価格は£134.99。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












