KITHの原点"GEL-LYTE III サーモン トゥ"が再び姿を現す!
ニューヨークの一軒のショップから、世界へ広がるライフスタイルブランドへと成長した"KITH(キス)"。その創業者である"RONNIE FIEG(ロニー・ファイグ)"のキャリアは、13歳で働き始めた靴店"DAVID Z(デイビッド Z)"に遡る。クイーンズで育った彼は、倉庫での商品整理から販売、店舗運営、バイヤーへとステップアップ。店頭で人々の好みやニューヨークの流行に触れながら、スニーカーを選ぶ目と商品づくりの感覚を磨いていった。2011年には自身のショップ"KITH"を設立。スニーカーを軸にアパレルやアクセサリー、飲食まで手がけ、日常のスタイルを提案するブランドへと発展させた。2022年にはNBAの"ニューヨーク・ニックス"初のクリエイティブディレクターに就任するなど、その活動はスポーツの世界にも広がっている。
"ASICS(アシックス)とのコラボレーション"が始まったのは、"KITH"創業前の2007年。"DAVID Z"時代に手がけた"GEL LYTE III(ゲルライト3)"の"252 PACK"が、その長い関係の出発点となった。1990年に三ツ井滋之がデザインした"GEL-LYTE III"は、中央で二分割されたスプリットタンと、衝撃を緩衝するヒールのGELが特徴のランニングシューズ。ロニーはその独特な形に色と素材のアレンジを加え、街で履くスニーカーとして新しい魅力を引き出してきた。2020年には"KITH"のアパレルから選んだ30色を使う"THE PALETTE(ザ パレット)"を展開。2023年の"SUPER YELLOW(スーパー イエロー)"では、両者の共同制作が100モデルに到達した。
なかでも、"KITH"の始まりと深く結びついているのが"SALMON TOE(サーモン トゥ)"である。2011年の店舗オープンに合わせて登場し、落ち着いたネイビーにサーモンピンクのつま先を組み合わせた配色が、ロニーを代表するデザインとなった。暗色を中心にまとめながら、トゥだけを明るく切り替えることで、複雑なパーツ構成を持つ"GEL-LYTE III"のディテールが際立つ。色数を抑えた合わせやすさと、一目で分かる個性。そのバランスに加え、ブランドの出発点に立ち会った一足という背景が、ファンにとって特別な意味を持っている。2016年には日本製の"SALMON TOE 2.0"へとアップデートされ、KITH創業10周年の2021年には"GEL-LYTE Vのサーモン トゥとレザー バック"が登場。同じカラーを別のモデルへ受け継いできたことからも、この配色が大切にされてきたことが伝わってくる。
そして創業15周年を迎える2026年、ロニーはKITHの原点となった配色を"GEL-LYTE III REMASTERED(ゲルライト 3 リマスタード)"で再び送り出す。2016年の日本製モデルではミッドソールに変化を加えていたが、今作では2011年のオリジナルのカラーブロックが初めて復活する。ベースに選んだ"REMASTERED"は、ロニー自身が履き口のパッドやトゥ、ヒールの形状を見直したモデル。
ネイビーとサーモンピンクの組み合わせを受け継ぎながら、アッパーは上質なピッグスキンヌバックで構成し、ヴァンプとクォーターパネルにパンチングを施した。スプリットタンとヒールタブには"ASICS"と"FIEG"のロゴを左右非対称に配置。インソールには"ASICS"と"KITH"の15周年記念グラフィックをあしらう。木目柄と両ブランドのロゴを配した専用ボックスも、KITH最初の店舗に思いを馳せた仕様となる。
2026年9月28日に世界各地のKITH店舗、KITH.COM、KITH APPで発売予定。KITH APPでは9月25日から27日まで抽選を受け付け、KITHのロイヤルティプログラムで"VOYAGE"ランクに属する会員には先行アクセスも用意される。価格は31,900円 (税込)。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













