アミーネらしい遊び心をプラスした"992"!
軽快なラップと耳に残るメロディ、ユーモアのある映像表現で支持を集める"AMINÉ(アミーネ)"。米国オレゴン州ポートランド出身のラッパーで、2016年のシングル"CAROLINE(キャロライン)"をきっかけに広く知られるようになった。自身でミュージックビデオの制作を指揮するなど、音楽とビジュアルの両面で個性を発揮。2017年にはデビューアルバム"GOOD FOR YOU(グッド フォー ユー)"を発表し、その活動を広げてきた。鮮やかな色使いや身近なモチーフを取り入れる感性は、スニーカーのデザインにも表れている。
"NEW BALANCE(ニューバランス)"とは2022年からアンバサダーとして関係を築き、2023年には初のコラボレーションとなる"610 THE MOOZ(ザ ムーズ)"を発売。バナナを思わせるブラウンとイエローに、バナナのモチーフが動くジュエルを合わせた独創的な一足だった。2024年の"740V2 BENSON TECH(ベンソン テック)"では、母校のスクールカラーをブルーとオレンジで表現。2025年には、故郷で使っていた図書館カードを着想源とする"ABZORB 2000 BIBLIOTECA(アブゾーブ 2000 ビブリオテカ)"も登場した。自分のルーツや身近な体験を、カラーや細部の仕掛けに置き換えることが、彼のコラボレーションの特徴となっている。
その新作に名付けられたのが、"OUTDOOR SCHOOL(アウトドア スクール)"。着想源は、故郷オレゴンで1957年に始まった自然体験学習プログラムだ。子どもたちが教室を離れてキャンプに参加し、土や水、植物、動物について実際に観察しながら学ぶ。自然への理解を深めるとともに、共同生活を通じて仲間とのつながりを育む、地域に根付いた教育のひとつである。アミーネも6年生のときに参加し、大切に保管していた木製の名札"WOOD COOKIE(ウッド クッキー)"を帰省時に見つけたことが、今回のアイデアにつながったという。母校や図書館に続き、自身が育った土地での体験をデザインへと落とし込んだ。
今回ベースに選ばれたのは、ブランド創立100周年の2006年に誕生した"992"。ランニングシューズらしいメッシュと複数の補強パーツを重ねたアッパー、ほどよく厚みのあるソールが特徴。前足部とかかとの"ABZORB(アブゾーブ)"が衝撃を緩和し、クラシックな佇まいと快適な履き心地を両立。落ち着いたスタイリングにも合わせやすく、USA製モデルを代表する一足として親しまれている。
今作はブラウンのメッシュと毛足のあるスウェードを組み合わせ、パネルの間から鮮やかなオレンジのパテントレザーをのぞかせたカラーリング。サイドの"N"ロゴは淡い色調でまとめ、クリームのミッドソールで全体の重さを和らげた。ヒールには楕円形のパッチに"AMINÉ"のロゴを配し、コラボレーションの証を添えている。さらに、ルアーやウキ、コンパスなどを仕切りの中に並べたような、釣り道具をモチーフとするスペシャルボックスが付属。バナナのイラストや両者のロゴも描かれ、シューズを取り出す前からアミーネらしいユーモアが楽しめる。当時の名札を模したハングタグと、それを飾るチャームも用意されるという。名前を書き、飾りを加えて自分だけの名札にした子ども時代の楽しみを、パッケージにも反映している。
海外では2026年10月2日にアミーネのウェブサイト、10月9日にニューバランス取扱店にて発売予定。価格は$220。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。















