二つの名を持つ70年代ランナーを鮮烈なブルーで刷新!
1970年代後半に長距離ランニングシューズとして誕生した"NIKE(ナイキ)"の"LDV"。市場では"LONG DISTANCE VECTOR(ロング ディスタンス ベクター)"として知られる一方、開発現場ではラストの設計に関わったオレゴン州ユージーンの足病医、デニス・ヴィクシーの名から"LONG DISTANCE VIXIE"とも呼ばれていた。"LD-1000"を発展させた直線的なラストは、足の自然な軸に沿って長距離走での安定性を高めるためのもの。さらにビル・バウワーマンが生み出したワッフルアウトソールの発展形を備え、当時のランニングテクノロジーを凝縮した一足だった。1978年のK2遠征では、登山家たちがベースキャンプまでの険しい行程で着用。軽量性と柔軟性が評価され、遠征後に寄せられた耐久性向上の提案は、その後のナイキのアウトドアシューズ開発にも影響を与えた。
2026年版の"ACG LDV"は、細身のアッパーや大きく張り出したヒールなど、往年のランニングシューズらしい輪郭を受け継ぎながら、現代の路面に合わせて仕様をアップデート。通気性と耐久性を備えたメッシュに補強パーツを重ね、足元にはクッション性を高める"REACTX(リアクトX)"フォームを組み込んだ。ラバー製のワッフルアウトソールは、深いラグを刻んだ形状へと改良。クラシックなランニングデザインに、舗装路から起伏のある路面まで対応しやすい"ACG"らしい実用性を加えている。
新色は、ハイパーロイヤルのメッシュをベースに、オールドロイヤルのオーバーレイを重ねたブルー主体のカラーリング。スウッシュとヒールタブにはレモンヴェノムを差し込み、1970年代のトラックウェアを思わせる鮮やかなコントラストを作り出した。シューレース、シュータン、厚みのあるミッドソールはサミットホワイトで整え、ブラックのラグアウトソールが足元を引き締める。外側のヒールには三角形の"ACG"ロゴを配置。先に登場した"ブラック/ホワイト"とは異なる、レトロランニングらしい色使いを楽しめる仕上がりとなっている。
海外では2026年10月1日よりナイキ取扱店にて発売予定。海外価格は203.13豪ドル。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












