Y2Kの名作をホワイトで再構築!
2004年、パフォーマンスランニングの最高峰を目指して“ADIDAS(アディダス)”が送り出した、“a³ MEGARIDE(a³ メガライド)”。衝撃を受け止める中空ポッドをミッドソールへ連続して配置し、横から内部を見せるオープントンネル構造を採用した。クッショニング機能を覆い隠さず、外観の主役に据えた設計は、シルバーやメタリック素材を重ねたアッパーとともに、2000年代のハイテクランニングを象徴。アディダスが“視覚化されたテクノロジー”の潮流を生んだモデルとして位置づける、アーカイブの重要作である。誕生から20年を経て復活すると、その大胆なソールはランニングの枠を越え、現代のファッションシーンでも再び評価を高めた。
その発想を街履きへ発展させたのが、“MEGARIDE AG(メガライド AG)”である。テキスタイルのアッパーに合成素材のオーバーレイを重ね、足を包む柔らかさと複雑なレイヤーを両立。サイドのスリーストライプスからヒールへ流れる補強パーツが、2000年代のランニングシューズを思わせるスピード感を作り出す。足元には中空ポッドをフルレングスで並べ、ひとつずつ独立した空間が生む陰影によって、クッショニング構造を視覚的に強調。接地面にはラバーアウトソールを組み合わせ、日常の歩行で求められるグリップ力にも配慮されている。
新たなクラウドホワイト/クリームホワイトは、目の細かなメッシュと織り方の異なるテキスタイルをホワイトで揃え、トゥ、アイステイ、ヒールへ滑らかな合成素材を配置。立体的なスリーストライプスには淡いシルバーの縁取りを加え、同系色の中でサイドの流線を浮かび上がらせた。シュータンとヒールにはブラックの“ADIDAS”ロゴ、トゥ先端にも小さなブラックパーツを置き、クリーンなアッパーへ鋭いアクセントをプラス。クリームがかったソールには大小のトンネルが連なり、前足部から踵まで途切れずに続くメカニカルな表情を作る。アウトソールのブラックは側面からわずかに覗く程度に抑え、ボリュームのあるシルエットを淡い色調で軽やかにまとめた。2000年代のランニングテクノロジーを主役にしながら、ワントーンの装いにも取り入れやすい一足となっている。
日本国内では2026年8月19日にアディダス取扱店にて発売開始。価格は26,400円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。















