日本伝統と"MICHAEL JORDAN"の特別な一夜を刻む"AIR JORDAN 12"!
1996年、"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が手掛けた"AIR JORDAN 12(エアジョーダン 12)"。日本の国旗や日の出を着想源とする放射状のステッチライン、爬虫類の鱗を思わせるマッドガード、シャープにせり上がるサイドシルエットによって、それまでのシリーズとは異なる端正なスタイルを作り上げた。機能面では、ジョーダンのシグネチャーとして初めて"ZOOM AIR(ズーム エア)"クッショニングを搭載。中足部のカーボンファイバー製シャンクがねじれを抑え、ヘリンボーンパターンのアウトソールがコートを捉える。"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"が1996-97シーズンに着用し、約39度の発熱を抱えながら38得点を記録したファイナル第5戦、通称"FLU GAME(フル ゲーム)"でも足元を支えた名作である。
このモデルと日本の結びつきをさらに強めたのが、1996年9月に横浜アリーナで開催された"NIKE HOOP HEROES TOUR(ナイキ フープ ヒーローズ ツアー)"だった。初来日を果たしたジョーダンは、2日間で約32,000人を集めた会場に翌シーズン用の"AIR JORDAN 12"を履いて登場。日本の少年たちとの1オン1や、"CHARLES BARKLEY(チャールズ・バークレー)"との"N-I-K-E"を披露した。その1オン1に挑んだ当時10歳の松井啓十郎が着用していたのは、ジョーダンの母校であるノースカロライナ大学のユニフォーム。この場面は、2023年に登場した"AIR JORDAN 1 LOW(エアジョーダン 1 ロー)"の"TOKYO VINTAGE(東京ヴィンテージ)"にも反映され、セイルのスウェードにUNCブルーを差し込み、ジョーダンが履いていた"AIR JORDAN 12"を思わせるリザード調のスウッシュを組み合わせていた。さらにバークレー、"JASON KIDD(ジェイソン・キッド)"、"MICHAEL FINLEY(マイケル・フィンリー)"と、曙、武蔵丸、小錦による3オン3では、ジョーダンがレフェリーを務めた。バスケットボールと相撲が同じコートで交わった光景は、今回の"相撲"へ直接つながる日本ならではのエピソードとなっている。
日本限定で登場する今作は、ブラックのレザーアッパーに波が連なるレーザーグラフィックを刻み、"AIR JORDAN 12"を象徴する放射状のパネルを立体的に表現。足元を包むマッドガードとソールユニットには深いパープルを配し、鱗状の型押しと細かなスペックルが力強い質感を作り出す。上部のシューレースフックとサイドの"JUMPMAN"プレートにはゴールドを添え、黒と紫を基調とした重厚な配色へ華やかなアクセントを加えた。シュータンには日本の家紋を思わせる"JUMPMAN"と、漢字の「二十三」を刺繍。千社札を思わせるヒールタブ、ゴールドの"23"、波柄を配したインソールまで、和の意匠が細部へ行き渡っている。
付属品にも1996年の出来事が反映され、"CHICAGO BULLS(シカゴ・ブルズ)"が1995-96レギュラーシーズンに達成した72勝10敗の成績を記した特製包装紙と、"JUMPMAN"を使った紙相撲キットを用意。同シリーズからは、組紐を思わせるスウッシュ刺繍や、扇を思わせる型押しを施した"AIR JORDAN 1 LOW SE(エアジョーダン 1 ロー SE)"も登場している。日本文化とジョーダンの来日史を、シューズからパッケージまで丁寧に表現した特別仕様となっている。
日本国内では2026年8月23日にジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は34,100円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。











