リラックスモード漂うクラシックスタイルへアレンジ!
1970年代初頭、ランニングを軸に成長していた"NIKE(ナイキ)"が、バスケットボール市場へ踏み出す足掛かりとなった"BLAZER(ブレーザー)"。ナイキの地元チーム、"PORTLAND TRAIL BLAZERS(ポートランド・トレイルブレイザーズ)"から名を取り、1972年12月にはコートへ登場した。上質なカーフレザーのアッパーをラバーソールへ熱圧着するバルカナイズド製法と、大きく描いたスウッシュが当時の個性を形成。"GEORGE GERVIN(ジョージ・ガービン)"には、ヒールへ"ICEMAN"を刻んだナイキ初のプレイヤーエクスクルーシブが用意された。競技用シューズとしての役目を終えた後も、接地感に優れた薄底と丈夫な作りがスケーターに受け入れられ、2005年には"NIKE SB"仕様へ発展。半世紀以上にわたり、コートからストリートへ活躍の場を移しながら支持されてきた。
その端正な美しさを、肩の力が抜けたロープロファイルへ組み替えたのが"BLAZY(ブレイジー)"。"BLAZER"と"LAZY"を掛け合わせた名前の通り、従来よりもトゥボックスに余裕を設け、つま先を低く丸く整えることで、窮屈さを抑えた履き心地を狙っている。最大の見どころは、通常のフォクシングテープへもう一層を重ねたように見せるミッドソール。前足部から側面へ斜めにせり上がるラインによって、シューズ全体が後方へもたれかかったような錯覚を生み、クラシックなコートシューズをユーモラスに見せている。一方、ラバーアウトソールには細かなヘリンボーンを敷き詰め、"BLAZER"が持つ実用的なルーツも残した。
今作はアッパーを鮮やかなパイングリーンで統一。毛足のあるスウェード、目の詰まったキャンバス、滑らかなレザーをパネルごとに切り替え、同色の濃淡と光沢だけで立体感を引き出した。象徴的なスウッシュは大きな別パーツを使わず、サイドを走る細いステッチで輪郭のみを表現。白いコントラストステッチが各パネルの曲線を明瞭に描き、シュータン端から覗くフォームは1970年代のシューズを思わせるラフなアクセントとなる。足元にはセイルとホワイトの明るいソールを添え、深いグリーンを軽快に見せた。先行する"WHITE/SAIL/SUMMIT WHITE"、"BLACK/SAIL"とは異なり、素材の切り替えとステッチワークを色彩の中から浮かび上がらせた一足となっている。
海外では2026年8月4日にNIKE SNKRSにて発売予定。価格は$95。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












