伝説の"EGGPLANT"をテニスコートへ持ち込む異色作!
1997年、"NIKE(ナイキ)"のデザイナー、"ERIC AVAR(エリック・エイバー)"によって生み出された"AIR FOAMPOSITE ONE(エア フォームポジット ワン)"。ポリウレタン素材を成型した流線的なシェルアッパー、インナーブーティ構造、カーボンファイバーシャンク、そして"PENNY HARDAWAY(ペニー・ハーダウェイ)"を象徴する"1CENT(ワンセント)"ロゴによって、90年代のバスケットボールシューズに未来的な衝撃を与えた。初代"ROYAL(ロイヤル)"がオーランド・マジック時代のペニーと結びついた一方、2009年に登場した"EGGPLANT(エッグプラント)"は、妖艶なメタリックパープルでフォームポジットの曲線美を際立たせ、復刻のたびに注目を集めてきた名カラーである。
そのフォームポジットのDNAをテニス仕様へと移植したのが、"ZOOM VAPOR X POSITE(ズーム ヴェイパー X ポジット)"だ。ベースには俊敏なフットワークを支える"NIKECOURT AIR ZOOM VAPOR X(ナイキコート エア ズーム ヴェイパー X)"の低重心なツーリングを採用し、そこへ"AIR FOAMPOSITE ONE"を思わせる成型シェルを組み合わせた。バスケットボールとテニスは、瞬間的な加速、鋭い切り返し、横方向への踏み込みを求められる競技という点で共通しており、その動きに耐えるためのホールド性と安定感を、フォームポジットらしい存在感で包み込んでいる。初登場時は大々的な展開とはならなかったものの、近年のフォームポジット再評価の流れを受け、"COPPER/METALLIC ORANGE(カッパー/メタリックオレンジ)"などのカラーとともに再びラインナップへ加わることとなった。
今作では、深みのあるロイヤルパープルを成型シェル全体へ落とし込み、光の角度によって表情を変える"EGGPLANT"らしい艶やかなムードを演出。レースステイ、シューレース、履き口にはブラックを差し込み、重厚なパープルの輝きを引き締めている。トゥサイドのスウッシュやヒールタブ、シュータンには控えめなパープルのアクセントが入り、アウトソールには半透明のラバーを採用。ソール中央には黒のシャンク風パーツがのぞき、フォームポジットのハードな印象と、テニスシューズらしい機動力を同時に感じさせる。コート上のパフォーマンスモデルでありながら、ストリートでも異彩を放つハイブリッドな一足へと仕上げられている。
海外では2026年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$170。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












