反骨の象徴をパステルで再構築した"CHECKERBOARD"!
1966年、カリフォルニア州アナハイムで創業した"VANS(ヴァンズ)"。1979年に"STYLE 98"として登場した"CLASSIC SLIP-ON(クラシック スリッポン)"は、シューレースを省いた簡潔な構造と優れた着脱性から、南カリフォルニアのスケーターやBMXライダーへ瞬く間に浸透した。若者たちがラバーサイドウォールへ描いていたチェック柄に着目したのは、創業者ポール・ヴァン・ドーレンの息子、スティーブ・ヴァン・ドーレン。当時"FRICTION SCENES"と呼ばれたサイドウォール装飾の一つとして育ち、やがてキャンバスアッパーを覆う"CHECKERBOARD(チェッカーボード)"へと発展していった。
その存在を世界へ広めたのが、1982年公開の映画"FAST TIMES AT RIDGEMONT HIGH"である。ショーン・ペンが演じた自由奔放なサーファー、ジェフ・スピコリがブラックとホワイトのチェッカーボードを着用。劇中だけでなく映画ポスターやサウンドトラックのカバーにも登場し、スケートやBMXのコミュニティで愛されていた一足をポップカルチャーの表舞台へと押し上げた。以降はパンクやスカ、ストリートファッションとも結び付き、創造性と自己表現を象徴するVANSの代表的なモチーフとなっている。
今回の一足は、その力強いパターンをペール ペタル ピンクとブラックで柔らかくアレンジ。軽量で耐久性に優れるキャンバスを使い、トゥからヒールまで細かなチェッカーボードで包み込んだ。両サイドには着脱を助けるエラスティックパネル、履き口にはクッションを加え、クラシックなバルカナイズド製法とグリップ力に優れるガムラバーのワッフルアウトソールを組み合わせている。さらにクリームのサイドウォールへ淡いブルーのフォクシングストライプを走らせ、後方にはブルーとクリームのチェッカーを配置。アッパーとソールで色調の異なる二つのチェック柄が呼応し、定番の反骨性へ春夏らしい軽やかさを重ねた仕上がりとなっている。
日本国内では2026年7月24日より









