自然の陰影を写したモダンな迷彩柄!
1978年、K2遠征に挑んだ登山家たちが、軽量な"NIKE LDV(ナイキ LDV)"をアプローチシューズとして使用した経験は、"ACG(オール・コンディションズ・ギア)"へとつながる重要な出発点となった。重く硬い登山靴が主流だった時代に、ランニングシューズの軽さと柔軟性をアウトドアへ生かす発想が生まれ、1989年にはフットウェアとアパレルをそろえた"ALL CONDITIONS GEAR"として本格始動。2026年にはアウトドアパフォーマンスブランドとして再び体制を整え、"NIKE TRAIL(ナイキ トレイル)"もACGへ移行しながら、トレイルランニング、ハイキング、探索へ向けたプロダクトを拡充している。
その新たな流れを象徴する一足が、ロードランニングで磨かれてきた"PEGASUS(ペガサス)"の安定した走行感と、未舗装路に必要な機能を組み合わせた"ACG PEGASUS TRAIL(ACG ペガサス トレイル)"である。日常的に走るランナーと、エリート選手で構成される"ALL CONDITIONS RACING DEPARTMENT"の知見を取り入れ、舗装路、砂利道、山道をスムーズに行き来できる万能性を追求。軽量で通気性と水抜けに配慮したエンジニアードメッシュに、トレイル上の小石や枝からつま先を守るラバーラップを加え、トゥボックスと前足部には長い上り下りでも指を動かしやすいゆとりを持たせている。
ミッドソールには従来より量を増やした"REACTX(リアクトX)"フォームを用い、厚みのあるクッションが着地の衝撃を和らげながら、次の一歩へつながる反発性と安定感を生み出す。アウトソールには濡れた路面でのトラクションを高めた"NIKE ALL TERRAIN COMPOUND 2.0(ナイキ オールテレイン コンパウンド 2.0)"を採用。深さと向きを変えたラグが、土や岩、アスファルトが入り交じる環境で接地を支える。メンズ28cmで約305g、踵から前足部へのオフセットは8mmに設定され、トレイルシューズらしい保護性を備えながら軽快な足運びを狙った構成だ。
今作は、霧がかった淡いグリーンのスプルースフォグを基調に、シーグラスとブラックスプルースを組み合わせた。メッシュアッパー全体を走る不規則な濃淡は、木々の影や岩肌、地面の揺らぎを思わせるモダンな迷彩柄。従来のミリタリー調とは異なる細かなタッチで構成し、自然の景色へ馴染む落ち着きと、街中でも映えるグラフィカルな表情を両立させている。サイドには深いグリーンのスウッシュを重ね、内側の"ALL CONDITIONS GEAR"の文字、シュータンとヒールのACGトライアングルでアウトドア由来の個性を主張。同系色の波打つミッドソールとダークトーンのラグアウトソールが全体を引き締め、機能とカラーコンセプトが一体となった仕上がりへ導いている。
日本国内では2026年8月1日にNIKE.COMにて発売予定。価格は17,930円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













