ウィザーズ期の"GINGER"が初復刻へ!
2001年に登場した"AIR JORDAN 16(エアジョーダン16)"は、長くシリーズを支えてきた"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"から"WILSON SMITH III(ウィルソン・スミス3世)"へとデザインのバトンが渡った転換点のモデルである。マイケル・ジョーダンがシカゴ・ブルズを離れ、ワシントン・ウィザーズのフロントとして新たな立場にいた時期に生まれた一足で、ドレスシューズやスパッツの要素を思わせる着脱式シュラウドを採用。装着時はレース部分を覆う落ち着いた表情に、取り外すとメッシュやパテントのスポーティな構造が現れる。コートとオフコート、選手とエグゼクティブ、その両面を行き来する当時のMJ像を映したモデルだった。
今回復刻予定として浮上した"GINGER(ジンジャー)"は、2001年11月24日に発売されたオリジナルカラーのひとつ。ブルズ時代の赤黒とは異なり、ライトジンジャーのスウェードを主役に、ダークチャコールのメッシュやシュラウド、ホワイトのミッドソールを組み合わせた落ち着きのある配色でまとめられている。もともとはライフスタイル寄りのカラーとして位置づけられていたが、ジョーダンがウィザーズ時代に着用したことで特別な意味を持つ一足となった。温かみのあるブラウン系のトーンと重厚なブラックの対比は、現在のスニーカーシーンにも自然に馴染み、AJ16特有の上品さを分かりやすく伝えてくれる。
今回の"GINGER"が実現すれば、2001年の初登場以来、初めての本格復刻となる見込み。派手さで押し切るのではなく、時代の節目に生まれた背景と素材の良さで語れる、AJ16らしい一足として注目を集めそうだ。
海外では2027年夏にジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は$245。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






