秋冬シーズンの足元にもぴったりな大地の色を重ねた"MT10"!
2011年、裸足に近いベアフットランニングへの関心が高まる中で、"NEW BALANCE(ニューバランス)"が送り出した"MINIMUS(ミニマス)"。開発には、山岳地帯を長距離走るウルトラランナー、"TONY KRUPICKA(トニー・クルピカ)"の知見が生かされ、厚いクッションに頼らず、足裏の感覚と人間本来の動きを引き出すことを目指した。そのトレイル向けモデルとして誕生した"MT10"は、前足部と踵の高低差を4mmに設定。踵を低く、前足部を広めに取った専用ラストと、薄く屈曲性に富むソールを組み合わせ、地面に近い低重心の履き心地を作り上げている。
ロード向けの"MR10"に対し、"MT10"は不整地で必要となるグリップ力を強化したモデルである。アウトソールには、イタリア発のソールメーカー、"VIBRAM(ビブラム)"のラバーを採用。大小の円形ラグを足裏全体へ配し、路面の変化を捉えながら、足の動きに合わせてしなやかに屈曲する。ボリュームを抑えた設計ゆえに路面からの感触は伝わりやすく、現代の厚底ランニングシューズとは対極にある感覚が持ち味となる。近年は、"ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)"や"TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE"などによって再解釈され、シンプルなシルエットがファッションの視点からも評価を高めてきた。
今作では、通気性に優れるダークブラウンのメッシュに、毛足を残したスウェードの補強パネルを重ねた。ブラックコーヒーとリッチオークの濃淡が素材ごとの表情を浮かび上がらせ、薄底のフォルムに落ち着いた奥行きを与えている。サイドの"N"ロゴ、ライニングまで近い色調で揃えながら、つま先と踵、アウトソールをブラックで引き締めた。同系統の淡色で仕上げた"LINEN/TIMBERWOLF"とは異なり、土や樹皮を思わせる深いブラウンが、トレイル由来の個性をいっそう濃く映し出している。
日本国内では2026年7月10日にNEW BALANCE ONLINEにて発売開始。価格は16,940円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。










