白赤の存在感あるカラーブロッキングが再び復活へ!
"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"が最初のNBA3連覇を成し遂げた直後、突然の引退を表明、その1993年に誕生したのが"AIR JORDAN 9(エアジョーダン9)"だった。天才デザイナー"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が手掛けたこのモデルは、シリーズの中でも特異な立ち位置にある。発売時、ジョーダン本人はNBAのコートを離れ、父との夢でもあったベースボールに挑戦していたため、"AIR JORDAN"でありながら本人がNBAのコートで着用しなかった初のシグネチャーとなった。一方で、野球用スパイクにアレンジされた"AJ9"をグラウンドで着用したことでも話題を呼んだ。
デザインは前作"AIR JORDAN 8(エアジョーダン8)"の重厚なストラップ構造から一転し、余計な装飾を削ったスマートなミッドカットへと変化した。アウトドアブーツのようなワンプルレーシング、足を包み込むインナーブーティー、安定性を高めるソール構造など、見た目はシンプルでも競技用シューズとしての機能はしっかり詰め込まれている。さらにアウトソールには地球のモチーフと多言語の言葉が刻まれ、日本語の"世界スポーツ"も配置された。ジョーダンが世界的な存在へ広がっていく時代を映した、象徴性の強い一足である。
今回復活が噂されるのは、2019年に登場した"WHITE & GYM RED(ホワイト & ジムレッド)"。2013年に存在が知られた未発売サンプルをベースにしたカラーとして注目を集め、クラシックなホワイト、ブラック、レッドの配色に、光沢あるレッドパーツを組み合わせた存在感で人気を博した。オリジナルカラーではないものの、ブルズを想起させる色使いと、"AJ9"らしいボリュームのあるシルエットがマッチした、近年の同モデルを代表するカラーのひとつとなっている。
2027年版でも、ホワイトレザーのアッパーをベースに、マッドガードからヒールにかけて艶やかなジムレッドを配置。ブラックのアイレット、シュータン、ヒールタブ、アウトソールが全体を引き締め、ヒールの"23"やジャンプマンロゴがクラシックな表情を際立たせる。サイドパネルの細かなパンチング、丸みを帯びたミッドソール、力強いラバーアウトソールも"AIR JORDAN 9"らしいポイント。一見ベーシックなカラーリングながら、1993年という節目の物語を知ることで、より深く味わえる一足となっている。
現段階の情報では、海外では2027年夏にNIKE.COMおよび一部のAIR JORDAN取扱店にて発売予定。価格は$215。日本国内での展開は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。










