暗闇で存在感を発揮するグロー・イン・ザ・ダーク仕様の"DAME X"!
"DAMIAN LILLARD(デイミアン・リラード)"のキャリアは、華やかなハイライトだけで語り切れない。イーストオークランドのブルックフィールドで育ち、高校時代から全米を騒がせるようなエリート候補ではなく、ウェーバー州立大から評価を積み上げてNBAへたどり着いた。2012年のドラフト6位で"PORTLAND TRAIL BLAZERS(ポートランド・トレイルブレイザーズ)"に指名されると、2013年に新人王を獲得。以降はディープスリー、ステップバック、ピック&ロールからの冷静な判断を武器に、試合終盤の"DAME TIME(デイム・タイム)"を何度も演出してきた。オールスター選出、オールNBA、NBA75周年記念チーム入り、東京五輪金メダル、そして71得点ゲームなど、積み重ねた実績はリーグ屈指。2023年には優勝を求めて"MILWAUKEE BUCKS(ミルウォーキー・バックス)"へ移籍し、NBAカップ制覇やオールスターMVPも経験した。一方で2025年には血栓による離脱、プレーオフでのアキレス腱負傷、バックスから契約を解除されるという厳しい局面を迎える。その後、2025年7月にポートランドへ復帰。現在は若いチームの精神的支柱となりながら、完全復活への道を歩んでいる。2026年のNBAオールスターで3Pコンテストで歴代最多タイとなる3度目の優勝を飾ったことも、その勝負強さが消えていない証だ。
"ADIDAS(アディダス)"とはNBA入りした2012年から始まった。2015年には初代シグネチャー"D LILLARD 1(Dリラード 1)"が登場し、リラードのローカット志向、機動力、そして自身のルーツを反映するシリーズが本格的に動き出す。高額化が進むバスケットボールシューズの中で、彼のシグネチャーは手に取りやすい価格を意識してきたことでも知られる。2024年にはアディダスとの生涯契約も報じられ、ブランドのバスケットボールカテゴリーを象徴する存在へ。節目の10作目となる"DAME X(デイム X)"は、その信念を受け継ぎ、軽量性と反応性を備えた実戦仕様を100ドル以下の価格帯へ落とし込んだモデルとなる。
本作はブラックをベースに、アッパーを走るミントグリーンのラインでスピード感を強調したニューカラー。通気性を備えたテキスタイルアッパーに、波打つようなサポートパーツを重ね、横方向の切り返しでも足を支える構成となっている。ミッドソールには"LIGHTSTRIKE(ライトストライク)"を搭載し、軽い足運びと鋭いストップ&ゴーをサポート。アウトソールにもグリーンを配し、ブラックのボディから光が走るようなコントラストを描き出す。暗所ではラインが光るグロー・イン・ザ・ダーク仕様となり、リラードの復活を待つ現在地にふさわしい、静かな闘志を秘めた一足へ仕上げられている。
海外では2026年にアディダス バスケットボール取扱店にて発売予定。価格は$90。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。















