未来のスニーカー"AIR MAG"をテニスコートへ移植!
"NIKE(ナイキ)"のテニスカテゴリーで、スピードと俊敏性を追求してきた"VAPOR(ヴェイパー)"シリーズ。そのハードコート向け最新世代となる"VAPOR 12(ヴェイパー 12)"をベースに、2008年の名作バスケットボールシューズ"HYPERDUNK(ハイパーダンク)"のデザインエッセンスを取り込んだのが、"VAPOR 12 HYPERSMASH(ヴェイパー 12 ハイパースマッシュ)"である。初代"HYPERDUNK"は、軽量性を高める"FLYWIRE(フライワイヤー)"や柔らかなクッション性をもたらす"LUNARLON(ルナロン)"を掲げ、北京五輪で"KOBE BRYANT(コービー・ブライアント)"らが着用したことで、次世代バッシュの象徴となった。さらに同年には、映画"BACK TO THE FUTURE PART II(バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2)"の未来的なスニーカーを思わせる"MARTY McFLY(マーティ・マクフライ)"カラーも登場し、グレーとフォトブルーを軸にした配色は、のちのスニーカーシーンで特別な意味を持つようになった。
その原点にあるのが、劇中でマーティが着用した"AIR MAG(エア マグ)"である。自動でフィットするシステム、発光するソール、近未来的なフォルムを備えた映画内のスニーカーは、長い年月を経て実物化され、チャリティー企画とも結びつきながらスニーカーカルチャーの伝説となった。ウルフグレーやジェットストリーム系の淡いアッパー、フォトブルーの差し色、ミッドソールのスペックル、発光ギミックを思わせるディテールは、その後"ADAPT BB"や"AIR FORCE 1"などにも受け継がれてきた。本作では、その"MAG"の記憶を、ハードコートを駆けるテニスシューズへ落とし込んでいる。
機能面では、ハードコートでの激しいストップ&ゴーに対応するため、アッパーとアウトソールをアップデート。ヒールには"AIR ZOOM(エア ズーム)"ユニットを搭載し、着地時の衝撃を和らげながら弾むような感覚を生み出す。アウトソールには新配合のラバーを用いたヘリンボーントラクションを採用し、減速、踏み込み、切り返しを支える。中足部には安定性を高めるプラスチックパーツとフットフレームを組み合わせ、サイドへのカットやスライド時に足元をしっかり支える構成。さらにシューレースと連動するミッドフットのフィットバンド、耐久性を確保した軽量エンジニアードメッシュ、VAPOR 11にはなかったミッドソールフォームが、軽さとサポート性を両立させている。
今作は、"MAG"カラーでドレスアップ。アッパーは淡いグレーを基調に、サイドのグリッド状パネルやスウッシュ、ソールまわりへフォトブルーを差し込んだ。ミッドソールにはブルーやイエローを散らしたスペックルを加え、ヒールにはライトパネルを思わせるカラードットを配置。シュータンの"NIKE"ロゴは、映画タイトルを連想させるオレンジからイエローのグラデーションで彩られている。さらに専用ボックスとホワイト/ブルーの替え紐も用意され、2008年の"HYPERDUNK"、映画の"AIR MAG"、そして現代のテニスパフォーマンスが交差する一足へと仕上げられた。
海外では2026年8月末にNike.comにて発売予定。価格は$170。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。














