"REASONABLE DOUBT"30周年を祝う伝説の"ROC"仕様!
"AIR FORCE 1(エアフォース 1)"は、"AIR"を搭載した初のバスケットボールシューズとして1982年に登場し、やがてストリート、ヒップホップ、ファッションの足元へと広がっていった。特にホワイト・オン・ホワイトのローカットは、ニューヨークの空気をまとった定番として愛され、ラッパーやDJ、ショップ、コレクターたちのスタイルを象徴する存在となる。そのヒップホップとの結びつきを語るうえで欠かせない一足が、"ROC-A-FELLA(ロッカフェラ)"仕様の"AF1"である。
"ROC-A-FELLA RECORDS(ロッカフェラ・レコード)"は、"JAY-Z(ジェイ・Z)"、"DAMON DASH(デイモン・ダッシュ)"、"KAREEM “BIGGS” BURKE(カリーム・ビッグス・バーク)"らによって立ち上げられたヒップホップレーベル。メジャーからの評価を待つのではなく、自らの手で音楽を世に送り出す姿勢は、1996年6月25日にリリースされたJAY-Zのデビューアルバム"REASONABLE DOUBT(リーズナブル・ダウト)"へと結実した。ブルックリンのストリートから見た野心、緊張感、ラグジュアリーへの憧れを描いた同作は、JAY-ZとRoc-A-Fellaの原点として語り継がれている。
Roc-A-Fellaと"AIR FORCE 1"の関係は、1999〜2000年頃に関係者向けとして用意されたとされる一足から始まった。JAY-Zが愛したホワイト・オン・ホワイトの"AF1"をベースに、ヒールへレーベルロゴを刺繍したミニマルな構成ながら、その潔さがレーベルのプライドとニューヨークのスニーカーカルチャーを強く結びつけた。2017年には"AIR FORCE 1"生誕35周年を祝う"AF100 COLLECTION"の一角として、"ROCAFELLA"が復刻。F&Fとして知られていた一足が一般リリースされ、"AF1"とヒップホップの関係を改めて印象づけた。
今回姿を現したのは、"REASONABLE DOUBT"の30周年を記念した新たな"ROC-A-FELLA"仕様。ベースはクラシックな"AIR FORCE 1 LOW"で、アッパー、シューレース、スウッシュ、ミッドソール、アウトソールまでをホワイトで統一。ヒールサイドにはブルーのRoc-A-Fellaロゴを刺繍し、オリジナルが持っていた静かな迫力を受け継いでいる。白一色の"AF1"にレーベルロゴだけが浮かび上がる構成は、過度な装飾に頼らず、アルバムとレーベルの歴史を伝えるもの。30年を経ても色褪せない"REASONABLE DOUBT"の重みと、"AIR FORCE 1"が築いてきたヒップホップとの関係を、最小限のディテールで物語る一足となっている。
現時点では市販予定、発売日、価格はいずれも明らかにされていない。アニバーサリー関連のフレンズ&ファミリーモデルとなる可能性もあり、今後の続報が待たれる。





