艶をまとったガンメタリックで未来的にアップデート!
1950年、凍てつくピッチでトレーニングするフットボール選手のために誕生した、"ADIDAS(アディダス)"の"SAMBA(サンバ)"。創業者"ADI DASSLER(アディ・ダスラー)"が手掛けた初期モデルは、現在のローカットとは異なるハーフブーツに近い姿を持ち、氷や雪の上でも踏ん張れるようにアウトソールへ吸盤状のカットアウトを備えていた。1970年代に入ると、T字型のトウ補強、低く構えたガムソール、サイドを走るスリーストライプスを備えた現在へつながる姿へと進化。テラスカルチャーやカジュアルズの装いとも結びつき、競技用シューズからストリートの定番へと広がっていった。
近年の"SAMBA"人気は、クラシックな薄底スニーカーへの回帰とも重なっている。細身のトウ、足裏に近いロープロファイル、過度なボリュームに頼らない端正なシルエットは、カジュアルからモードまで幅広いスタイルに馴染む。
今回は、ブラックをベースにガンメタリックの艶をまとわせた一足。アッパーには光を受けて表情を変えるグロッシーなレザーを採用し、クラシックなサンバの輪郭へドレスシューズのような緊張感を与えている。スリーストライプス、ヒールタブ、シューレース、ライニングまで同系色でまとめ、ロゴや切り替えを主張させすぎず、素材の反射とステッチワークで奥行きを作り出した。Tトゥやアイステイの曲線、サイドの"SAMBA"ロゴも、ワントーンの中でさりげなく浮かび上がる。
足元には、サンバらしさを象徴するガムラバーアウトソールをセット。ややスモークがかった色味が、アッパーの艶を柔らかく受け止めながら、フットボールシューズ由来のレトロな空気を残している。ミニマルな配色ながら、マットな履き口、グロッシーなアッパー、ガムソールの質感差が重なり、シンプルな黒靴以上の表情を見せる。薄底の軽快さとモードな艶感を両立し、日常のスタイリングを静かに引き締める一足となっている。
日本国内では2026年6月26日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は16,500円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













