くすんだマゼンタが70年代ターフの魅力を引き立てる!
1974年、人工芝のフィールドに対応するアメリカンフットボール用シューズとして誕生した、"NIKE(ナイキ)"の"ASTROGRABBER(アストログラバー)"。共同創業者"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"が生み出したワッフルソールの思想を受け継ぎ、人工芝をしっかり捉えるためのグリップ力と、低く軽快な履き心地を追求した一足である。生産期間の短さから長くヴィンテージコレクターたちの間で語られてきたが、2024年の"BODE(ボーディ)"とのコラボレーションをきっかけに再び脚光を浴び、ロープロファイル人気の流れにも乗って、現代のファッションシーンで再評価されている。
近年の"ASTROGRABBER"は、素材違いによって印象を変えながらバリエーションを広げている。今回ラインナップされたのは、ウィメンズ仕様。アッパー全体をくすみのあるライトマゼンタのスウェードで包み込み、サイドを駆け抜けるスウッシュ、ライニング、ミッドソール、アウトソールにはセイルとモスリンを合わせている。甘さのあるピンク系カラーながら、スウェードの毛足が落ち着いた陰影を生み、スポーツアーカイブらしい素朴さを保っているのが魅力だ。ジグザグ状に処理されたアイステイ、薄く伸びるソールライン、ヒールの筆記体"NIKE"ロゴが、古いターフシューズらしいクラフト感を引き立てている。足裏には、ラバーのワッフルアウトソールをセット。四角いラグが並ぶトラクションパターンは、人工芝を掴むために生まれた機能をそのままデザインの個性へと変えている。
海外では2026年6月にナイキ取扱店にて発売開始。価格は$115。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












