30周年を前に"AIR MAX 97"がスリッポンへ進化!
1997年にデザイナー"CHRISTIAN TRESSER(クリスチャン・トレッサー)"が手掛けた"AIR MAX 97(エアマックス 97)"は、"NIKE(ナイキ)"のエアマックス史においてマイルストーン的な一足である。水面に広がる波紋を思わせるレイヤードパネル、新幹線をイメージさせる流線型のシルエット、そしてソール全体へ走るフルレングスのビジブルエアは、1990年代後半の未来的な流れを見事に汲み取ったデザインだった。オリジナルカラーの"SILVER BULLET(シルバー バレット)"は、メタル製のマウンテンバイクから着想を得た
メタリックな素材を使うことで、ランニングシューズをストリートのアイコンへ押し上げた名作として語り継がれている。
2027年に誕生30周年を迎えるにあたり、その"AIR MAX 97"に新たなアプローチが加えられるようだ。パリ・ファッションウィークで披露されたのは、通常のシューレースを取り払った"LACELESS(レースレス)"仕様。甲の中央を横切るシューレースが消えたことで、アッパー全体を包む波状ラインがよりなめらかに連続し、オリジナルの持つ流線的な美しさがいっそう際立っている。幅広のタンとスリップオン構造を組み合わせながら、サイドのレイヤー、プルタブ、フルレングスエアといった核となるディテールはしっかり継承。クラシックの印象を残しながら、ミニマルで未来的な表情へと更新している。
カラーは、ブルーのミニスウッシュを差したシルバー/グレー、光沢感を強めたオールブラック、そしてネオングリーンにメタリックゴールドを合わせたインパクトある配色が登場。シルバー系は"SILVER BULLET"の記憶を呼び起こすクリーンな佇まいで、ブラックは艶やかなパネルがモードな雰囲気を演出する。一方のネオングリーンは、サイドのメタリックパーツや淡いソールカラーが重なり、1990年代のハイテク感を現代的な実験色へ引き上げている。レースレス化によって履き口まわりはすっきりと整えられ、波紋のパネルワークと光沢素材のコントラストが、従来の"AIR MAX 97"とは異なるスタイリッシュな雰囲気を生み出している。
海外では2027年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。










