薄底レーシングの系譜を継ぐ"ZOOM STREAK 3"が復活!
"NIKE(ナイキ)"のランニング史において、"ZOOM STREAK(ズーム ストリーク)"はレースで勝つために研ぎ澄まされたスペックが詰め込まれた一足である。その最初は、1995年春に登場した"AIR STREAK(エア ストリーク)"に遡る。日本のエリートランナーとの開発から生まれ、当時"TENSILE AIR(テンシル エア)"と呼ばれた反発性の高いエアユニットを搭載した初のナイキ ランニングシューズとして、軽量性、柔軟性、そしてトレーニングシューズに近い安定した履き心地を実現した。米国では1997年に、その思想を受け継いだ"ZOOM STREAK"が展開され、"TENSILE AIR"から"ZOOM AIR(ズーム エア)"へと改称されたクッショニングとともに、シリーズの方向が固まっていく。
シリーズのコンセプトは、5Kからマラソンまでのロードレースで、足運びを素早く、軽く、無駄なく導くことにある。パーツを削ぎ落としたロープロファイルのソール、通気性に優れたメッシュアッパー、接地から蹴り出しまでの反応を高める"ZOOM AIR"が、地面を近くに感じさせるダイレクトな走行感を生み出してきた。なかでも2010年に発売された"ZOOM STREAK 3"は、ワンピースのオープンメッシュアッパー、"CUSHLON LT"ミッドソール、ヒールの"ZOOM AIR"を組み合わせた一足。2010年代前半にエリートランナーから支持を集め、のちの"VAPORFLY"プロジェクトにも影響を与えた重要作として語られている。
現在では厚底カーボンレーサーが主役となった一方で、ファッションでは薄底で細身のロープロファイルスニーカーが存在感を高めている。地面に近いスマートなフォルム、スポーツ由来の機能美、スタイリングに抜け感を与える軽快さが再評価されるなか、"ZOOM STREAK 3"のシャープなシルエットもいまのトレンドとも重なる。
今回の復刻では、ホワイトのメッシュアッパーをベースに、フラットピューターとブラックのラインを波打つように重ね、スピード感のある表情を構築。サイドのスウッシュにはボルトを採用し、レーシングモデルらしい鋭さを鮮やかに引き出している。ブラックで縁取られた履き口やトウのラインは、足元を引き締めるアクセントに。薄く低く構えたソールと細身のフォルムが、スポーツウェアにも日常のスタイリングにも合わせやすい、アーカイブランナーならではの魅力を放つ。
海外では2026年7月2日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は900 DKK。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。









