リザードパターンで野性味をプラスした"SAMBA"!
1950年、戦後間もない時代に誕生した"ADIDAS(アディダス)"の"SAMBA(サンバ)"。創業者"ADI DASSLER(アディ・ダスラー)"が、凍てつくピッチでトレーニングするサッカー選手へ向けて開発した。初期のモデルは現在のローカットとは異なるハーフブーツに近い姿を持ち、アウトソールには氷や雪の上でも踏ん張れるよう、3つの吸盤状カットアウトを備えていた。過酷な冬のフィールドで戦うためのギアでありながら、1950年のサッカーW杯ブラジル大会と同時代に、陽気な音楽と舞踊を想起させる"SAMBA"の名を与えられたところにも、このモデルならではのユニークな魅力が宿っている。
1970年代に入ると、"SAMBA"は現在へとつながるシャープなシルエットへ進化。つま先を補強するT字型のトウ、低く構えたソール、サイドを走るスリーストライプスが組み合わさり、より洗練されたシルエットへと変化。その佇まいに目をつけたのが、イギリスの熱狂的なサッカーサポーターたちである。彼らはスタジアムのテラスでスポーツウェアを普段着として着こなし、のちに"カジュアルズ"や"テラススタイル"と呼ばれるカルチャーを形成。"SAMBA"の細身で精悍なフォルムはその装いに完璧に馴染み、競技用シューズという枠を超えて、ストリートファッションのアイコンへとなっていった。
今回ラインナップされた"SAMBA OG(サンバ OG)"は、そのクラシックなシルエットにワイルドな型押しを落とし込んだ2色展開。アッパー全体に艶やかな爬虫類調のパターンを採用。リッチグリーンは、深いグリーンの濃淡が鱗のような柄と重なり、足元にミステリアスで落ち着いた表情をプラス。チームビクトリーレッドは、ダークなレッドにブラックの陰影が走り、クラシックな"SAMBA"へロックなムードを漂わせる。いずれもブラックのシューレースとソールで引き締め、オフホワイトやウォームバニラのスリーストライプスとヒールパッチが、重厚なアッパーに抜け感を添えている。
海外では2026年6月にアディダス取扱店にて発売中。価格は$110。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■RICH GREEN/OFF WHITE/CORE BLACK(KJ9995)
■TEAM VICTORY RED/WARM VANILLA/CORE BLACK(KJ2382)















