クロコ調の陰影で名作"SUPERSTAR II"をドレスアップ!
1969年、まだキャンバス製のバスケットボールシューズが主流だった時代に、"ADIDAS ORIGINALS(アディダス オリジナルス)"が送り出した"SUPERSTAR(スーパースター)"。オールレザーのアッパーと、つま先を守るラバー製のシェルトゥを組み合わせた構造は、当時のコートで大きな存在感を放った。1970年代には多くのNBAプレーヤーの足元を支え、1980年代には"RUN-DMC(ラン・ディーエムシー)"がシューレースなしで履きこなしたことで、ヒップホップとストリートファッションの象徴へと変化。スポーツのために生まれた一足が、音楽、スケート、ファッションまで巻き込み、半世紀以上にわたりカルチャーの中心に立ち続けている。
そのDNAを受け継ぐ"SUPERSTAR II(スーパースター II)"は、クラシックなシェルトゥやスリーストライプスを残しながら、より現代のスタイルに馴染むよう細部を整えた派生モデルである。少し厚みを感じさせるシュータンやライニング、安定感のあるローカットのシルエットは、往年の雰囲気を保ちつつ日常履きしやすいバランスへ。シンプルな骨格だからこそ、素材や色の切り替えが強く映えるモデルでもあり、これまでもデニム、ヘアリーレザー、アニマルパターンなど、さまざまな表情を受け止めてきた。
今回の一足は、ユーティリティブラックを基調に、グレーシックスとクレイのニュアンスを添えた落ち着きのあるカラーで構成。アッパー全体にはクロコダイルを思わせる型押しを施し、マットなブラックの中に細かな陰影を生み出している。シェルトゥ、ミッドソール、アウトソールまでブラックでまとめることで、スニーカー全体の輪郭を引き締め、スリーストライプスも同系色でなじませた。控えめな色使いながら、凹凸のある表面が光を拾い、角度によって表情を変える点が魅力となる。
シューレースやライニングにはグレーがかった淡いトーンを差し込み、重くなりすぎないバランスへ調整。クラシックなシェルトゥが持つタフな印象と、クロコ調の型押しが生む上品なムードが重なり、ストリートにもドレス寄りの装いにも合わせやすい。派手な配色に頼らず、素材の質感だけで個性を引き出した、"SUPERSTAR II"らしい大人びたアレンジへと仕上げられている。
海外ではadidas MXにて発売中。価格はMX$2,599。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












