LAのダークな美学をスリッポンに刻む!
1966年に南カリフォルニアで誕生した"VANS(バンズ)"。そのプレミアムラインとして展開される"OTW BY VANS(OTW バイ ヴァンズ)"は、アーティストやデザイナーとの実験的なプロジェクトを通じ、ブランドの新たな表現を広げている。
今回タッグを組むのは、ロサンゼルスを拠点に活動するビジュアルアーティスト、"T-REX(ティーレックス)"こと"TYLER REXEISEN(タイラー・レクセイセン)"。南カリフォルニアで育った彼は、スケートボード、ストリートウェア、ユースカルチャーの混ざり合う空気から強い影響を受けてきた。作品では、赤い角を持つ女性像や悪魔的なモチーフを多く描き、反骨心、不安、欲望、自己破壊的な感情を、ユーモアと不穏さを交えて表現している。制作は本人にとってセラピーのような意味も持ち、ネガティブな感情をアートへ変換することで、ダークでありながら人間味のある世界観を生み出している。
その表現はキャンバスにとどまらず、エアブラシ、スプレー、彫刻、スケートデッキ、アパレルへと広がっている。2022年には"STOCKX"の"DROPX"で立体作品を展開し、2025年にはロサンゼルスの"COMPLEX LA"で"HER"ポップアップを開催。アート作品、トレーディングカード、アパレルを組み合わせた空間を作り上げた。さらに自身のレーベル"REXEIZEN(レクセイセン)"では、グラフィックを身に着けるアートとして提示しており、ファインアートとストリートファッションをつなぐ姿勢が支持を集めている。そんな"T-REX"にとって、本作は初のフットウェアコラボレーションとなる。
ベースには、"VANS"を象徴する"SLIP ON(スリッポン)"を採用。甲から前足部にかけて、女性の顔をぼかしたようなモノクロームのグラフィックを大胆にプリントし、その周囲に装飾的なパターンを重ねることで、シンプルな一足をアートキャンバスへと変えている。ヒール側はブラック、サイドパネルはクリームカラーで切り替え、ホワイトのサイドウォールとワッフルソールがクラシックな骨格をキープ。"T-REX"らしい陰影の濃いビジュアルと、"OTW BY VANS"の実験性が重なった、LAアンダーグラウンドの空気を感じさせる一足へと仕上げられている。
海外では2026年6月12日12時(現地時間)にREXEIZEN.COM限定で発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






