インサイドとアウトサイドをミラーリングしたエコロジカルな1足!
NIKEの環境への取り組みは、企業としての発展に伴い当然求められるべきものであると言える。2018年に完成した、少なくとも50%の天然皮革繊維からリサイクルされた、"NIKE FLYLEATHER(ナイキ・フライレザー)"の開発などはその功績の一つだろう。材料の無駄を切り詰めることと、環境への取り組みを両立させた新たな試みから生まれたスニーカーが、"ATSUMA(アツマ)"だ。
その名称は北海道南部の勇払郡厚真(あつま)町に由来するという。一見するとそれほど目新しさのないレトロランニングシューズのようだが、その正体は1枚の素材からインサイドとアウトサイドのパネルを切り出したエコロジカルな仕様。アウトサイドのブルーグリーンのスウッシュは、インサイドのパネルからくり抜いたものだ。ヒールのオレンジのレイヤードやアイステイパーツなどもはめ込まれたパズルから取り出されたように材料の無駄をこと削いでいる。付属するハングタグさえもアウトソールから切り出された一部という徹底ぶりに遊び心を加えている。
海外では2020年11月1日よりナイキ取扱店にて発売予定。
UPDATE
日本国内では2020年1月19日ごろよりムラサキスポーツにて販売中。価格は7,700円(税込)。
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