ナイキのお膝元、米国ポートランドにある"オレゴン健康科学大学ドーレンベッカー小児科病院"に入院している子供たちが、ナイキのスニーカーをキャンパスに夢や希望をデザイン。その売上を難病と戦う子供たちの為に寄付する慈善プログラム"DOERNBECHER FREESTYLE COLLECTION(ドーレンベッカー フリースタイル コレクション)"。すでに2000万ドル以上の収益をあげ、小児科医療発展に多大な貢献を果たしてきた。
■ NIKE SB ZOOM JANOSKI RM by Desiree Castillo
デザインを通して「自分の人生には戦う価値がある」と教えられた鬱病と糖尿病に苦しんでいた"CASTILLO"。完璧なカラーパレットを導くまで100本以上の色鉛筆を使いながら道んだメインカラーにはブルーをチョイス。ソール周囲には愛する家族を刻み、ソール裏の滴のグラフィックは血糖値を監視するために抜かれる指先からの血をイメージ。
■ NIKE REACT ELEMENT 55 by Kahleah Corona
「誰もが強く幸せに生きて欲しい」と願う、外傷性脳損傷からの復活にかける"CORONA"。回復期に家族が願ったマインド、彼女の頭文字"K"からとった"K-STRONG"のテキストがアッパーに刻まれる。ピンクやグリーンなど明るくキラキラとしたカラーで彩り、実り豊かな未来を願う。
■ NIKE AIR JORDAN 14 by Ethan Ellis
先天性心臓で"ELLIIS"が受けた手術は"6度"にも及ぶ。常にポジティブな姿勢を持ち続けた彼が語る「いつも生きていることに感謝する」という言葉の意味は重く大きい。鮮やかなパープルはお気に入りのカレッジチームのカラーから着想を得た。シューレースはこれまでに治療を受けた病院の名前、ヒールには手術の回数"6"を刻み、彼が挑んだ過酷な戦いの歴史へオマージュを捧げる。
■ NIKE AIR MAX TRIAX 96 by Bransen Fernando
「腎移植を成功、命を繋いでくれた医療スタッフと家族全てに大きなハグを」は生後わずか7ヶ月で腎癌と診断された"FERNANDO"の言葉。自身のお気に入り"サンフランシスコ ジャイアンツ"のオレンジに、執刀医が贔屓にする"ロサンゼルス ドジャース"のブルーを加えた美しいグラデーションを施し最大級の"感謝"を表した。
■ NIKE ZOOM PEGASUS TURBO 2 by Sawyer Miller
脳腫瘍との戦いをサポートすべく、クラスメートや先生が彼が好きな"パンダ"をあしらった"TEAM SAWYER"Tシャツを着用。その励ましへの感謝を捧げる心温まる一足。サイドのスウッシュをパンダがかじるユーモラスなデザインと、シュータンに刻む「DR セルデン は私のヒーロー」の賛辞の言葉が存在感を引き立てる。
■ NIKE AIR FORCE 1 by Zion Thompson
”SURVIVOR(生存者)"のフレーズが心を打つ。ホジキンスリンパ腫と戦う"THOMPSON"は、病に打ち勝つことをスウッシュに描く"薔薇の開花"で表現。ホワイトレザーのアッパーにも薔薇のグラフィックをエンボスし、ソール裏には"SURVIVOR"を刻印。「勇気を持って立ち向かえばあなたは強く美しく花開く」のメッセージを同じ病と戦う子供達に向け発信する。
米国限定で2019年12月7日よりNIKE+SNKRSや一部取扱店にて発売予定。日本国内でのリリース予定はない。